最近の建築家ってのは

こんにちは、ばたすけです。
日曜日の夜は凄い雨でしたね。
我が家は丘の中腹辺りに位置しているのですが、側溝が容量不足で雨水が溢れて、道路が軽く川になってました。
溝が溢れる度にエントランスと駐車場に泥水が流れ込んでくるので、側溝の拡張整備をお願いしたいところです。

さてさて、日曜日はビナウォーク(ローカルネタですな)に晩御飯を食べに行ったので、豪雨の中帰宅することになりました。
ところが、ビナウォークって一部の駐車場以外は「濡れずに駐車場まで移動することができない」んですよね。
地元民の地の利を生かして、あちこち歩いて極力濡れないように移動してみましたが、やっぱり5mくらいは雨に打たれなければなりませんでした。
で、豪雨なので、それだけの距離でもかなり濡れました(-_-;)

増改築の嵐で無計画に拡張された建物ならいざ知らず、都市計画に従って新規に建築された商業施設でこれは無いと思うんですけどね。
駐車場を含む複数の建物で構成されている商業施設ですから、建物間の移動を考慮に入れて設計すべきだと思うのですが、どうなってるんでしょう?
雨が降るってことをまったく想定していないとしか思えません。
そもそも、階段やエスカレータもバラバラに設置されていて、利用者の利便性が考慮されているとも思えません。
最近の建築家ってのは利用者の動線を考慮することさえできないのでしょうか?

都市計画と言えば、ビナウォークと一緒に整備された駅前ロータリーも酷い物です。
バスの降車場に屋根が無いので、雨が降ると濡れちゃいます。
公共交通機関とマイカーが同じ出入り口を利用するので常に混雑してます。
植木スペースが無駄に大きく、送迎のマイカーが乗降場から溢れてます。
また、乗降場に屋根が無く、天候が悪いと待ち合わせ場所に使えません。

なんでこんな酷い物が出来上がるんでしょうか?
自分が利用する立場になって考えれば判りそうなものなんですが、やっぱりこれも「想像力が足りない」ってことなんでしょうか。
建築家はデザイン云々の前に、日々の生活の中での動線についてよく考えた方が良いと思います。

建築家(正しくはデザイナーか?)の無能さに腹を立てつつ、見た目だけ派手で実用性のない建物にGOを出してしまう田舎行政にも呆れてしまったある雨の日の出来事でした。