スノーボード予選

こんばんは、ばたすけです。
またまた、そんなに興味がある訳ではないのですが、スノーボードの予選を男女ともに見てしまいました。
テレ東でやっていた女子の予選放送は、スタジオに真鍋かをりがいたのでニヤけていたら、嫁さんにガスガス殴られてしまいました(^_^;)

ところで、スノーボードって欧米‥‥欧と言うより米かな、の下層社会から始まってるウインタースポーツなんですかね?
だらしなく下がったズボンや、会場で鳴っているラップ、選手が音楽聴きながら滑ったりと、会場があまりお上品とはいえない雰囲気に包まれていて、スラム文化を彷彿とさせるものがあるのですが‥‥
違うんですかね?
まぁ、だから何という訳でもないんですけど。

さてさて、またまたルールを調べたりした訳ではないのですが、今回の競技を見た限りでは、ハーフパイプというのは「ジャンプの高さと、スムースな着地を競う」競技だと思いました。
どんなに奇奇怪怪複雑怪奇なジャンプをおこなったとしても、手を着いたり、腰を落としたり、減速したり、ましてやコケたりしたら点がガクっと下がってしまうのだと、採点結果から私はそう読み取りました。
やはり上位陣はジャンプが高く、着地や次のジャンプに繋げる滑走部分も綺麗で勢いがあります。
成田童夢選手が最初に滑った時は「なんで空中でこんな動きができるんだ!?」と驚きましたが、結果から見ると、あんまり複雑怪奇なジャンプをして態勢を崩すと点が下がるんですね。
金メダルを取った選手って、そんなに複雑なジャンプをしてませんもんね。
あまりクネクネ動くような技は要らず、速く綺麗に勢い良く滑り、ジャンプすることが重要なんだなぁと感じました。

モーグルの話でも書きましたが、どうにも競技の採点ポイントと、日本の報道で言っていることがズレているように感じられてなりません。
女子予選2回目で、「これは高さも勢いもあって高得点だな」と思った選手に対して、解説の人は「あまり高得点は望めませんね」とか言っていました。
しかし、結果は高得点で予選通過です。
これまでの採点傾向なり、上位陣の滑りなりを見ていれば判りそうなものなのですが、時には経験者は正常な判断を失うものなのでしょうか。
選手も、頑張るポイントがズレているように感じます。
これでは結果が出ないのも当然ですよね。
今井メロ選手のジャンプなんかは「ポイントがズレている」の最たるものだと思います。
難しい技を決める前に、きちんと綺麗に滑らないとどうしようもないのですが。
今回のオリンピックの日本勢は何かがおかしいような気がします。

あと、別に個人的に恨みがある訳でもなんでもないのですが、放送を見ていて、成田童夢選手と今井メロ選手の兄妹はもう少し落ち着いた方が良いように感じたのは私だけでしょうか?
最近の若い人はああなのかもしれませんが、ストイックにスポーツに打ち込んでいるという感じは受けませんでした。
幼くしてトップに立ってしまった不幸で、真剣さが足りていないのではないかな?とか考えてしまいました。
内省とでも言うか、落ち着いて自分を省みるようにすれば、もっと良い結果が出ると思うのですが、なんだか落ち着きがなくて、滑りもバタバタしていて、アスリートという雰囲気じゃないんですよね。
結果を出してきている選手からは真摯さを感じるのですが、兄妹はお祭りという雰囲気で、私はああいうのはあまり好きじゃありません。
周りの大人も注意すれば良いだろうにと思うのですが、家庭やらスポンサーやら色々あって、そういう状況じゃないんでしょうか。
競技の文化が全然違うので、一緒にするのが間違っているのでしょうけれども、スピードスケートの中継と見比べてしまうと、どうしても「チャラけてるなぁ」と感じてしまいます。
精神面の鍛錬をお勧めしたいです。
ま、今後の推移を見守っていきましょう。