靖国神社って国営だっけか?

こんばんは、ばたすけです。
日本遺族会会長の古賀氏が「中韓関係を考慮して靖国神社に奉られているA級戦犯分祀することを検討すべき」という政策提言をまとめたというニュースが出ています。
総裁選を睨んでのイメージアップ戦略(中韓両国の印象をアップして総裁選に何の関係があるんだという気がしますが)ではないかということなのですが‥‥

素朴な疑問ですが、靖国神社って「国営」でしたっけ?
神社が奉ってる神様をどうのこうのってのは「政策」なんてレベルで議論すべき内容ではないと思うのですが。
相手は一宗教法人な訳で、どんな権利があって国が神社のやることに口を差し挟むというのでしょう?
そもそも、国が宗教の教義や神様にあれこれ指図するってのは政教分離の原則に反するんじゃないですかねぇ?
議論が発散して、自分でも何やってるんだか訳が解らなくなってるんじゃないでしょうか。
国会議員とかやってるのなら、もっと勉強した方が良いと思います。

そういうと、世の中には政教分離だのなんだのと騒ぐ人がいますが、政府が一宗教法人である靖国神社に対して「A級戦犯分祀せよ」などと「命令する」方がよっぽど問題(政教分離の原則に反する)だと思うのですが、どうしてそういう活動をしている人はこれを問題として取り扱おうとしないんでしょうかね?
なんらかの活動をして世間に働きかけていこうとする人は、その行動に公平を期すべきだと思います。
言ってることとやってることに説得力が無いんですよ。

あと、これまた根本的な疑問なんですが、「分祀」ってのは解り易く言えば「暖簾分け」な訳で、「分祀する」ってことは「第2靖国神社を作る」ってことですかね?
そうやって、日本全国に靖国神社を大量に作って、中国様や韓国様が文句を言っても「どの靖国神社のことを言ってるんでしょうか?」とトボケるって戦略なんでしょうか??
そういうことなら、私は大賛成です。
がんばれ、古賀誠!(笑)