尼崎脱線事故とその背景考察

こんばんは、ばたすけです。
フジテレビで尼崎脱線事故のその後の話をやっていました。
信楽での事故の教訓が生かされていないとか、責任追及ばかりで原因究明がないとか言ってましたが、結局は「被害者や遺族は事故原因を知りたいが、いまだに事故原因が解明されていないし、被害者やその遺族に説明がなされていない」ということが言いたい番組だったようですね。

う~ん、直接的事故原因となっているであろう運転手が死亡しているので、原因究明は難しいとは思うのですが、それ以前に日本の司法制度は「事故の背景」を追求して「再発防止」や「被害者や遺族を保護する」ことは意図しておらず、「責任追及」に終始しているので、問題はそのあたりにあるような気がします。
被害者や遺族への保障や説明ってものが完全に欠如してるんですよね。
尼崎脱線事故の番組なので、鉄道事故の話のみで完結してしまうのは仕方が無いのかもしれませんが、そこまで言及して欲しかったと思います。
どうにもJR西日本と、事故原因から有効な対策が打てていない国土交通省へのバッシングという風にしか見えなかったのが残念です。
いや、それが改善されるのは当然必要なことだとは思うのですが、事故の背景を云々するなら、そこまで言わないといかんのではないかと感じました。

すいません、ひねくれた物事の見方をしていますね。