憲法9条があると平和になるのか?

こんばんは、ばたすけです。

太田光の私が総理大臣になったら」を見ました。
憲法9条改正の是非について話をしていたのですが、そもそも論として「どこをどう改正するのか」が論じられていませんでしたので、論議として成立していませんでしたね。

# まぁ、所詮はバラエティー番組ですから、真面目に見ている私もどうかしているのですが(苦笑)

見ていて一番衝撃だったのは「憲法9条があったから日本は60年間平和でいられた」ということを真面目に主張する大人がいることですね。
日米安保があってアメリカに守られており、自衛隊があるからこそ築かれてきた平和だというのに、「9条を持ってさえいれば戦争は起こらない」と本気で思っているのであれば、思考力の無さ(もしくは無知さ加減)に驚愕するより他にありません。
金美齢女史が「台湾総選挙の時に中国からミサイルが飛んできて、あわや戦争かと思われた時にピタリとミサイルが飛んで来なくなった。それはアメリカの空母2隻が台湾海峡に到着したからだ」と、抑止力の必要性を実例をもって言われて誰も反論できなかったのは愉快でした。
(ま、テレビなのでカットされているだけかもしれませんが)
金美齢女史はやはり言うことに重みがありますし、現実を直視していますよね。
日本人は「戦争」という言葉が出るだけでアレルギーのように騒ぎ出しますが、もっと冷静に現実を直視すべきでしょう。
臭い物に蓋をするだけでは済まないその時が来ているのではないかと思います。

あと、ただの兵器好きなダメダメ政治家だと思っていた石破茂議員が国防に関してはきちんとした議論ができることに少し驚きました。
石破茂議員の個人評価を上方修正しておこうと思います。
反対に、どこの大学教授だか忘れましたが、大学教授なんて所詮は現実より理屈を優先させる使えない人だという認識を改めて強くしました。
あんな考え方の人が教鞭を揮っているようでは駄目でしょう。
これじゃ日本が駄目になる訳だと納得してしまいましたよ。

まぁ、イライラもしましたが、総じて愉快な内容の番組でした。