イラン人家族の長女に在留特別許可

こんばんは、ばたすけです。

報道ステーションを見ていてこのニュースが流れました。
古館氏が「家族がバラバラになってしまうなんて可哀想ですね」といった内容のことを言っていました。
併せて古館氏は「犯罪者が簡単に入国して、こうやって普通に暮らしている人が強精退去させられるという、入国管理の体制に何か問題があるように感じられます」とも言っていました(だったっけか?詳細は忘れてしまいましたがこういった趣旨の発言だったと記憶しています)が‥‥

なんか観点がおかしくないですかね?

家族が引き裂かれるというのはいたたまれない悲しい出来事ではありますが、事の発端は「不法滞在で強制送還される」ということだったんじゃないでしょうか。
日本は法治国家であり、不法滞在は悪いこととされているのですがから、不法滞在があればそれは法律に則って対処されなければなりません。
それが大前提であるのに、不法滞在が善か悪かという善悪判断をそっちのけにして、感情論だけを述べるのでは報道とは言えないでしょう。

「不法滞在は法律違反ですので、強制送還は致し方ありませんが、家族が引き裂かれるのは心がいたたまれます。
ただ、取り敢えずは長女だけでも在留特別許可が下りて良かったですね。
しかし、昨今日本では外国人窃盗団などが容易に入国していますので、不法入国の取り締まりはきっちりとやって欲しいものです。」

というのが報道機関として正しかるべきもの言いなのではないでしょうか。
善悪の判断もできていないのでは話になりませんよ、まったく。