ひき逃げ事件と言うけれど

こんばんは、ばたすけです。

西武新宿線の踏切で、足立ナンバーの2トントラックが園児と接触し、園児が頭を切る怪我をしたという事件があったそうです。
トラックが「そのまま走り去った」ので、警察はひき逃げ事件として「逃げたトラックの行方を追っている」というのですが‥‥
「保母さんが「ひき逃げだー」と叫んでいるのが聞こえて‥‥」という目撃者の話も併せて流れ、夜のニュースでこれだけを見ていると「なんて悪いトラックなんだ!」と単純に思うのですが、どうも単純にそう言いきれる事件でもないようですね。

夕方のニュースではもう少し詳細に報道していて、それによると以下のような状況だったそうです。
(聞いた話なので、どこまで正確かは判りませんが)

・この道路は車道と歩道を遮るものがなく、注意が必要なのは一目瞭然である
・怪我をした幼稚園児は保母さんと手を繋いでいた
・園児はふざけていた?ように見受けられる
・遮断機が上がった途端、園児は車道側に数歩踏み出した(つまり飛び出し)
・この時、保母さんは園児と手を繋いだままである
・ひき逃げと言っているが「轢いた」のではなく「接触

これから考えると、トラックが一方的に悪いのとも言い切れず、事件発生の要因は多分に保母さんの不注意なのではないかと思われてなりません。
まぁ、保母さんは他人のせいにしたいでしょうから「ひき逃げだ!」と騒ぐのは当然でしょうね。

また、トラックに関して言えば「接触に気が付いていたが走り去った」とすれば悪者扱いされて当然ですが、2tトラックが走り出した出足に何かと接触したとしても、普通は気が付かないと思いますよ。
走り出しはどんな車でも車体は揺れますし、踏み切りの周囲はさらに車体が揺れるでしょう。
また、ガツンと強くぶつかった訳でもなさそうですから、余計気が付かないと思いますよ。

いや、別に何がどうという訳ではありませんが、単純に「トラックがひき逃げした」と言える事件ではないよなと思ったので書いてみました。
報道って視聴者に一方的にイメージを植え付けるので、気を付けて見ないと怖いですね。

# 報道ステーションでこの事件の報道の後に古館キャスターがなんやかやと言っていましたが、この人のコメントはいつも的外れ過ぎてて失笑するしかないです
# なんでこうも頓珍漢なことを言えるのか、思考がよくわかりません(-_-;)