牛角の偉い人

こんにちは、ばたすけです。

テレビで顧客のクレーム対応の話をやっていて、牛角の社長だかなんだかが出てました。
最初は「若い社長が頑張ってるなぁ」と思いながら見ていたのですが、お忍びで現場を視察して、色々と問題を発見した社長が幹部社員を集めてクレーム対処について話し合うという場面でびっくり。
集まった幹部社員を前に社長が開口一番発した言葉が‥‥

「いいか、てめーら!」

‥‥チンピラじゃあるまいし、品が無いですしレベルが低過ぎです。
これでは社長の程度も、しいては会社の程度も知れるというものです。
こんなものがテレビで流れるなんて、現場で一生懸命働いている人達が可哀想ですよ。
まさか「自分の働いてるお店の社長がこんな人だったなんて‥‥」という気持ちなんじゃないでしょうか。
それに、少なくともこういう言い方で道理を説いても、だれも真剣には聞かないでしょうし、聞いたからといって「会社のために」とか「お客様のために」とか思うはずがないですよね。

また「たとえどんなことであっても、お客様の言う事が絶対に正しいんだよぉ!」とか息巻いてましたが、それは違いますね。
お客様あっての商売ではありますが、正しいものは正しいし、おかしいものはおかしいです。
それは普遍の真理じゃないですか?
サービス業のサービスの意味を取り違えているとしか思えません。
とはいえ、これは牛角に限ったことではなく、小売業界は全般的にこういう傾向にあるので、みんな正気に戻って正道を歩んでいってもらいたいものです。

とりあえず、番組を見て「もう牛角(とそのチェーン店)に行くのはやめよう」と思いました。
社員に対して「てめーら」とか言う社長の会社ですから、「お客様は絶対なんだよ」とか言ってても、自身に影響が及ぶようなことがあれば手の平を返しそうで信用できません。
そういう言動の人から真心を感じることはありえませんからね。
いったいこの人はなんなんだろうと、これをテレビで全国に流してしまえるその神経に呆れてしまいました。