元厚生事務次官連続殺傷事件の結末

こんばんは、ばたすけです。

「犯人が自首」であっさり片が付きそうですね。
しかも、犯行理由がどうかしてますね。

34年前にペット(ですらない)を保健所(厚生労働省の管轄外)に処分されたから(父親が保健所に持ち込んだ)、その仇打ちをした

なんですか、尋常ではないとでも書いておきましょうか。
なんなんですかねぇ、まったく。
こういう「自分の思い通りにならないのを他人のせいにして極端な行動に出る」のを解離性人格障害とか言うんでしたっけ??

世直しを目指して事件を起こすというのは、志は良いとしても、手段が良いとは決して思いませんが、とにもかくにもこれで
「いい加減なことをしていたら、命が狙われるかもしれない」
という危機感を持ってお役人がお仕事に邁進するようになるだろうと思っていたというのに、これではねぇ。
ただの馬鹿野郎様の勘違いじゃないですか。
こういう結末でとても落胆しています。

しかし、この犯人ですが、この分だと精神障害とか判断されて無罪になるのでしょうか?
最近の傾向としては責任能力ありと判断されることが多いですが、この人は自首していますので、どんなに重い処分となっても「罪を一等減じて無期懲役」になるのでしょうかねぇ??

いずれにしろ、刑罰は「やったこと」と「その結果」に対して課されるべきですね。
何に対しても(それがあるなら)情状酌量で量刑を減じることは必要だと思いますが、殺意の有無だとか、責任能力だとかは考慮する必要はないと思います。
「更生のために寛容な量刑を」なんて言ってられる時代じゃないでしょう。