JR西よりも国交省委員の方が問題では?

おはようございます、ばたすけです。

JR西日本福知山線脱線事故で、JR西日本の幹部社員が国交省事故調査委員会接触し、調査報告書のコピーを受け取ったり、調査報告書の文言の削除や変更を求めたという話が先週末からこっち、ニュースを賑わせていますが‥‥

これって、JR西日本ばかりが話題になっていますが、問題があるのは国交省の委員の方じゃないですか?

公明正大な立場で事故を検証しなければならない立場であるにも係らず、接待は受けるわ、報告書の内容をJR西日本からの要求通りに修正しようとするわで、明らかに問題アリアリでしょう。
なのに、その委員についてはまったく批判的な報道がなされていないのは何故なんでしょうね??

確かに、報告書の内容の削除や修正によって、自己の責任を軽くしようというJR西日本の行為は問題ありで
JR西日本は何を考えているんだ!」
という遺族のコメントは納得ではありますが、委員について言与していないのは解せません。
事故原因を究明すべき立場の人間が、事故を起こした側と「なぁなぁ」なことの方が問題としてはより重く、大きい気がするのですが。

何か、怒りの矛先がJR西日本という大企業叩きに向かっていて、論点がズレているように思われてなりません。
JR西日本を叩くことが目的ではないでしょうに。

冷静に‥‥と言っても、それは当事者には難しいのかもしれませんが、怒り心頭な時ほど、冷静に状況を見極めて行動しなければならないと思いますね。