中国でのステータス

こんにちは、ばたすけです。

リーダーシップがまったく発揮できていない鳩山首相天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見を特例措置として認めたことが問題になっていますね。
中国側が天皇陛下との会見を是非にと望んで、一旦断られたものの、数々の巻き返し工作をおこなって、会見実現に漕ぎ着けたとかなんとか。
これについては、民主党小沢幹事長の意向が強く働いているということで、強引に会見を実現させたとして批判が集中し、その矢面に立たされた小沢氏がいつもの「キレ芸」を披露していますが‥‥

手下を連れてぞろぞろと行脚してきたのもそうですが、なんでそんなに中国や韓国に媚びようとするんでしょうか?
会見実現に協力してくれと要請された自民党は「会見をおこなうにはルールがあるので、筋を通して下さい」と言ってお引取り願ったそうじゃないですか。
それに対して、民主党は唯々諾々、パシリ同然の状態です。

ここで会見をおこなうことで中国(と将来国家主席になるであろう人)に対して恩を売ることができるという意見もありますが、国益という観点ではそうなんですが、政治利用という観点からはなかなかスッパリ割り切れないところですね。
そういう意味でも、小沢氏はどういう意図で会見実現をゴリ押ししたのかをハッキリ明言できないのでしょう。
明言すると、政治利用したと宣言することになってしまいますから。

私自身は、会見をおこなうこと自体に問題はないと思っています。
要は会見実現に至るプロセスの問題なんですよね。
宮内庁は「天皇陛下の体調が思わしくないので」とか「30日以内の会見要望にはどのような方でも一律お断りしているので」と言って断っている訳ですから、日程を改めるべきでしょう。
なんで相手の都合にのみに合わせようとするのかが判りません。
双方歩み寄りが必要でしょうに。

「自分の我を通すことを優先し筋目を通さない」という人が社会で尊敬されることはないです。
「私がこの日に会見させたいと言っているのだから、何がなんでもこの日に会見させるんだ」と言わんばかりの発言(私にはそう聞こえる)では、誰も納得しないですし、反感を覚えるだけですよ。
そういうことが判らない年齢ではないと思うんですが、政治利用云々とかは置いておくにしても、小沢氏の会見での態度は傲慢不遜で独善的としか映らないです。
(まぁ、元々そういう人ですが)
そもそも、違法献金問題で党代表を辞任した人が、それが解決していないうちに副代表に就任して、今は幹事長になっているというのが私には納得いかないのですが。
こんな人が政治家をやっていて、さらに国政に影響を及ぼすことが可能な地位に着いていちゃいかんでしょう。

いずれにしても、現状(鳩山首相がリーダーシップを取ることなく、小沢氏が掻き回す)が続ければ、民主党政権は短命に終わるでしょう。
小沢一郎がすべてをぶっ壊す」の再来ですかね。

まぁ、小沢氏の話は置いておき、興味深いのは中国ですね。
形振り構わず天皇陛下との会見実現に固執したのは、なんでも中国では「天皇陛下と会見をおこなった」のがステータスになるからなんだとか。

はぁ、なんか面白いですよね。
反日反日とギャーギャー騒ぐ割に、そういうのがステータスになるというのが不思議でなりません。
そういうと、東京藝術大学を卒業した中国人留学生は、帰国したら速攻で美術系大学の教授になるんだそうです。
他の大学でも同様なのかは判りませんが、日本の大学を卒業したら将来が約束されるって、なんか矛盾してません?
なんですかねぇ、この言動の一貫性の無さは。
結局、反日云々は憧れの裏返しや、妬み嫉みでしかないってことなんですかね?