バレないようにコソっとやる

こんばんは、ばたすけです。

Yahoo!知恵袋に入試問題を投稿した予備校生が逮捕されましたね。
カンニングは良くないことだ」というのは当然のこととして、それでも大学入試のカンニングで逮捕というのは前代未聞だとか、やり過ぎだとか言われていますが、被害届が出されている限りは仕方がないですよね。
日本は法治国家ですから。
ただ、「過去に一度としてカンニングが無かった訳ではないだろうに‥‥」という意見については、少々考える余地があるように思います。

というのは、これまた不謹慎な話ではあるのですが‥‥

私の若かりし頃は
「これは悪いことなんだ」
と認識した上で
「いかにバレないように実行するか」
に知恵を絞ったものです。

悪いことだと認識しているから、バレないようにコソっとやる訳で、例えば不良はトイレや校舎裏でコソっと隠れてタバコを吸ったものです。
それに比べて、最近の若い者は学校の制服を着たまま道路で堂々と歩きタバコをするじゃないですか。

「悪いことをやっている」という認識が無いのか?
もしくは世間をナメているのか?

件の予備校生のカンニングも、似たような意識と認識でやったんじゃないでしょうか。
いくらなんでも堂々とやり過ぎですよね。
「反省している」とかいう、逮捕された人間が必ず言うような言葉ではなく

「悪いことをやっているという認識はあったのか?」
Yahoo!知恵袋に投稿してバレないと思っていたのか?」

を聞いてみたいものです。

真面目に勉強している受験生には許せない不正行為なのかもしれませんが、試験における不正行為なんて世の中にまかり通っていますよね。
大学の院試なんて、教授がお気に入りの学生に事前に問題を教えているじゃないですか(狭い世界の話かもしれませんが)。
それに、資格試験なんかはお金を出せば問題が買えちゃいますよね。
学生には「努力することに意義がある」とか言っていますが、社会に出れば「結果が全て」ですから、何を青臭いことをいってるんだと思わなくもないです。
合格は合格、不合格は不合格、結果がすべてなんですよ。

ただ、不正をしても自分の為にはなりませんし(特に資格試験は持っている資格に対して実力が伴っていないと悲惨な結果を招くこと多し)、また誰も不正に気付いていないとしても、自分とお天道様は真実を知っていると思うと、私は不正をしてまで合格したいとは思わないですけどね。
ま、私の場合は正義感と言うよりも、ただ小心なだけなんですが。