こんな状況で解散総選挙はできない?

こんばんは、ばたすけです。

報道番組で、管直人首相への退陣要求が高まっていることについてコメンテータが話をしていて
「こんな状況で解散総選挙なんてできる訳がないでしょう」
「被災地の人に投票所まで歩けと言うんですか」
と怪気炎を上げていましたが‥‥

さてさて、なんで「解散総選挙なんてできない」と決め付けるのでしょうか?

地方選挙と同様に、被災地については選挙実施を1年なり2年なり延期して、その期間は現職をもって代理とするとか、やり方は色々あると思うんですけどね。

日本は国家元首を国民が直接信任することができない訳ですから、現在の国家元首が不適格だとするなら、解散総選挙をおこなって首相を選び直してもらうしかないんですよ。
それを「できる訳がない」というのは思考停止だと思うのですが。

# とはいえ、やはり国民が直接、国会を解散させることもできないのですが

というより、このコメンテータは「解散総選挙となると不都合」な立場なだけなんじゃないでしょうか。
どの局のテレビ番組も「解散総選挙はできない」という方向に話をもっていこうとしていますし、そういう方向に誘導したいという意図が見え見えで嫌になります。

ただまぁ、解散総選挙になったらなったで、どの政党に投票するかが悩ましいところではあるのですが。
醜態を散々晒してくれている民主党は政権与党とするには論外としても、自民党財政赤字だの不十分な安全対策だのと今の状況を作ってきた元凶なので、今後も国政を任せていきたいとは思わないんですよね。
そうやってどうするかを考えると「任せるに足る人がいないのであれば、もう俺が立候補するしかない」なんて結論に達する訳ですが(笑)