それで良いのか、デビルマン

こんにちは、ばたすけです。
娯楽にも、それに費やす時間は必要となるわけで、折角時間を使ったのに楽しくなく、むしろ不快だったりするとどうしたら良いのかと、考えさせられる映画に出会いました。
最後は苦笑するしかありませんでした。
この映画を見るために費やした時間を返してもらいたいくらいです。
一点、劇場で見られなかった(観客の反応を確かめたかった)のは残念でなりません。

週末、晩飯を食べながら「劇場版デビルマン」を見ました。
去年?放映されたやつです。
映画が始まる時に結構CMしてたので、期待していたのですが、内容は最悪でした。
これまでに見た映画の中で最低にランキングされるのではないかと。
役者はダイコンでストーリーは意味不明、登場人物の行動は矛盾に満ちていて、セリフも突飛、映像は無意味なカット割りが多いといった具合で、何に希望を見出せば良いのかまったく判らない作品でした。
上映開始となってもまったく話題に上らなかった理由がよ~く判りました。
映像特典で、上映初日舞台挨拶が収録されていたのですが、原作者の永井豪氏が「良い作品になったので、見て下さい」みたいな事を言っていました。
「これで良いのか、永井豪!?」と尋ねたいくらいです。
永井豪氏は男を下げたと思うよ、この映画で。
デビルマンを見て「良かった」と思う人がいたら、何が良かったのか教えてもらいたいです。

ちなみにこの翌日、「下妻物語」を見ました。
面白かったです。
私にはお笑い娯楽映画が向いているようです。