駄犬もこ野郎脱走

こんにちは、ばたすけです。
嫁さんの展覧会の搬入作業で、木曜日は車で銀座に行って来ました。
搬入時間が16時なので、早目に行って銀座をウロウロしようと思っていたのですが、銀座に着いたのは15時で、スタバでお茶してアップルストアを冷やかしたら時間切れになっちゃいました。

しかし、銀座というのは私には似合わない街ですね。
外車という点では決して間違ってはいないものの、どうにもマスタングが街に馴染みません。
ベンツやアウディBMWじゃないと駄目なんですかねぇ。
それに、お店は高級感がバリバリで、どうにもこうにも落ち着きません。
レクサスの人々には銀座で修行して高級感(と言うより「高級」)のなんたるかを学んでもらいたいと思いました・笑

搬入して、展示して、その他雑務をこなすと19時半になっていました。
それから矢場とん味噌カツ食べて帰路に着きました。
湾岸線経由で我が家までの道程は60km、都内は近くて遠い所ですが、1時間で帰り着きました。

# ちなみに、矢場とんの銀座店は味噌汁が赤だしではなく、味噌ダレも少ないような気がします
# メニューも減っているような気がするのですが、気のせいでしょうか??

車を車庫に入れ、疲れたねぇ~なんて嫁さんと話していたら、家の前を通りかかった車が急ブレーキをかけてくれました。
「キキーーーー!!」という大きな音に、何があったのかと道路を見ると、柴犬が一匹走り去って行きます。

私「‥‥‥」
嫁「あれって、もこちゃん?」
私「そうみたいだね‥‥あいつは何やってるんだ???」
嫁「もこちゃ~ん!」
ブレーキの音に驚いて走り去る駄犬、もこ野郎を追って嫁さんは走っていきます。
取り残される私。

とりあえず荷物を家に入れ、玄関で待ってみる。
嫁さんは携帯も持たずに飛び出して行ったので、どこにいるのかさっぱり判らない。
待っていても仕方が無いので、車で散歩コースをぐるっと回ってみるものの、どこにも嫁さんと駄犬の気配は無い。
家に戻り、玄関先でしばらく待ってみたものの、まだ帰ってくる気配無し。

「駄犬もこ野郎が勝手に死ぬ分には構わないのだが、勝手に死ぬなんてことはなく、死んでしまう場合は誰かに迷惑をかけるだろうし、そうではなく半身不随なんぞになった日には、それでなくても大変な世話がもっと大変になってしまうではないか‥‥」
などと、冷静に今後の展開を考えてみる。
なんとしても探し出さねばと、再びぐるっと散歩コースを回ってみるものの、どこにも嫁さんと駄犬の気配は無い。
家に戻り、玄関先でしばらく待ってみたものの、まだまだ帰ってくる気配無し。

そんなこんなで3回ほど散歩コースを車で回り、道を間違って袋小路をバックで戻ってくる等を繰り返していると、嫁さんが馬鹿犬を従えて戻ってきました。
最近連れて行っていない畑道で追いかけっこになっていたとのことです。
自由に走り回れて何時に無く楽しそうな馬鹿犬の姿がとても憎らしかったです。
その後、嫁さんにしこたま叱られてシュンとしていたのですが、どうして怒られているのかを理解しているのかどうかはかなり不安。
言っても判らないだけに、犬の躾って難しいですよね。

脱走防止に玄関先に立ててあった柵を倒して外に出ていることが何度かあったのですが、そのままにしていたのがいけなかったようです。
うちの駄犬は臆病なので、よもや外に出ることはないと思っていたのですが、甘かったですね。
翌朝、速攻で鎖を買って来て、係留しました。
突然鎖に繋がれて毎日ビクビクしていますが、生きているだけ幸せだと思って欲しいものです。
取り敢えずは、いろんな意味で何事も無くて良かったです。