正義を行使したのか?

こんにちは、ばたすけです。
このブログの内容を知った前職の上司(?)であるやすきー課長から「君は間違ってない!」という激励(???)の電話を頂戴しました。
笑いながらでしたので、私の行動を面白がってのことだとは思いますが、そう言ってもらえると自分の行動が間違っていなかったと確認できて助かります。
自省を忘れてはいけません。

私が電車待ちの列への割り込みについて注意して騒動になった翌日、大阪で事件が起こりましたね。
口論になって老人をホームに突き落として重症を負わせたとかなんとか。
犯人は「注意したけどきかなかったので殺すしかないと思った」とか訳の判らない事を言っており、まったく反省していないらしいですが、当然の事ながら「社会正義を正そうとしているのなら何をやっても許される」訳ではありません。
正義を行使しようとする側に正義が無くては本末転倒です。
正義を振りかざすからには、その行動は正義でなければならない訳で、相手に怪我を負わせたり、ましてや殺意を抱いたりするのは論外です。
なんでこういうことになるんでしょう?
その発想や、倫理観念がまったく理解できません。

# で、何が言いたいのかと言えば「ご老人の態度にムカつきながらも、私は終始紳士的に対処した(そして無抵抗の私は殴られた)んだよ」と主張したい訳です(笑)

改めまして

昨晩、相鉄から電話がありました。
要約するとこんな感じでしょうか‥‥
「メールを頂きまして、騒動の詳細がよく解りました。
ばたすけさんのおっしゃる通り、問題の原因は列への割り込みですが、駅員はお客様同士の喧嘩としか認識しておらず、あのような対応となってしまいました。
状況をきちんと把握して、然るべき対処をするべきだったと駅員も深く反省しております。
今回は私共が気が付かなかった点についてご指摘下さいまして有難うございました。
頂戴しましたメールを駅員全員でよく読みまして、あのような事が起こらないように努めていきたいと思います。」

いやぁ、予想以上の結果ではないでしょうか。
列車待ちについてアナウンス等を適時実施していくとの事でしたので、あとは対応策が効果的に実施されるかどうかですね。
「厳粛に受け止め誠実に対処する」という雰囲気が感じられましたので、取り敢えずは安心しました。
頑張れ、相模鉄道!!

ただ、やっぱり「順番を守る」ってのは当たり前のことで、「何列に並んでお待ち下さい」とか「割り込み乗車はご遠慮下さい」なんてことをわざわざアナウンスしなければならないなんて、悲しい事だと思いませんか?
これまで日本の社会を支えてきたはずのご老人が割り込みや暴力なんてことを平気で行うわけですから、それらの世代が育ててきた社会がおかしくなるのは当然の事のように思います。
やり直してくれないものだろうか(-_-;)