最近気になっている会社

こんばんは、ばたすけです。
我が家は讀賣新聞を購読している訳ですが、時々新聞に気になる会社の公告が掲載されています。
近未來通信って会社なんですが、公告を見たことありますか?
公告には「IP電話の中継局オーナ募集」って書いてあるのですが、これって真っ当な商売なんでしょうかね??

私はネットワークエンジニア(最近はネットワークコンサルタント)としてご飯を食べている訳ですが、
その私の知りえる限りの知識を動員して考えても「IP電話に中継局は必要ない」んですよね。
ネットワーク屋さんなら、多分みんな同じ結論に達すると思います。
旧来からの交換方式の電話網ならいざ知らず、IP電話はエンドツーエンドでIPネットワークを利用して通信する訳ですから、中継局なんて不要なんですよね。
そもそも、中継したらエンドツーエンドじゃなくなる訳ですし。
もしかして、ルータの事を言っているのだろうかと思わなくもないのですが、通過パケットで課金するとなると、ホップ数に応じて料金が加算されることになって、距離に関係なく料金定額なIP電話のメリットをユーザが享受できなくなりますし、だからと言って課金しないと中継局オーナに収入が入らないことになり、ビジネスとしては成立しなくなる。
果たして、何のことを中継局と言っていて、どういった仕組みになっているのか、また、どんなビジネスモデルが確立されているのか、エンジニアとして、コンサルタントとして、とても気になります。

気にはなるのですが、流石に説明会に参加する気にはなれませんし、気にしつつ動向を見守るしかありませんかねぇ。
WEBページを見る限りでは結構大きい会社のように見えますが、さてさて‥‥