社長同士が友達で

おはようございます、ばたすけです。

前職にて‥‥
「社長同士がゴルフ友達で、よく一緒にハワイにゴルフに行っている(し、そのお金は全部出してもらっている)」なんて話があって、その社長の友達の会社を強制的に使わされたことがあります。
案の定、「社長同士が友達」なんて理由で採用した会社の仕事なんて、ロクなものではありませんでした。
うちの会社もおかしくて、定価の半額で買える機器を定価で買ったりとか、自社でもできる仕事をわざわざ外注したりとかしてました。
こういうのって、あんまり度が過ぎると(友達の会社に過剰な利益を供与して自社に損害を与えたとして)背任になるんじゃないかとも思うのですが、どうなんでしょう??
これが民間ではなくて、役所とかだったら大変なことになっているんでしょうけど、民間ではこういうのがまかり通っているんですよね。
世の中どうなってるんだと思う訳ですが‥‥

さて、こういう嫌な経験があったので、その会社とは一生係わり合いになりたくないと思っていたら、今の仕事で再び出会ってしまいました。
で、また「社長同士が友達なので、その会社を使いたい」みたいなことをお客さんが言う訳ですよ。
「止めておいた方が良いですよ」と強く言いたいです。

まぁ、仕事を頂戴するきっかけとしてトップセールスするのは良いと思いますが、「社長同士が知り合いだから」というだけの理由で業者を選定するのは止めるべきですね。
そういう馴れ合いが社会を駄目にしていっている(典型例は天下りですよね)訳ですし、そもそもそこに発注したいのであれば、コンペなんてやらないで最初からそこに一発発注すれば良いんです。
何のためにコンサルが入って業者選定に頭を悩ませてるんだか、もう訳が解りません。

しかし、あの会社ってあんな仕事しててよく生き残ってるなと感心してしまいます。
しかも「二部上場」とか言ってるんですが。
「社長同士が友達で‥‥」となるように、遊びに行ってはお金をバラ蒔いて恩を売っておき、それと引き換えに仕事を発注してもらって、投資分はそこできっちり回収しているってことなんでしょうね。
ま、あそに発注する会社も程度が知れているということですね。

小泉改革のおかげで格差社会になって、世間は競争が激化してますから、ああいう実力の伴わない会社はそう遠くないうちに淘汰されるでしょう。
会社を経営してる人も友人は選んだ方が良いと思いますよ。