企業価値を高める

こんばんは、ばたすけです。
今の仕事が追い込みに入りました。
来週12日(月)~13日(火)にかけて私達が構築した新システムにサービスが移行されます。
思えば去年の夏から長~い仕事でした。
やっと一段落するのかと思うと感慨に耽りたくなりますが、まだまだドキュメント作成という最も苦手な作業が残っているんですよね。
気が抜けないようにしなければ。

さてさて、村上世彰氏の話ですが‥‥
「その会社のために頑張ってきた」と、「企業価値を高める」ことを「その会社のためにやってきた」と東京証券取引所での会見で主張していましたが、どう思いました?
あれこれ文句付けて株価を吊り上げ、上がったところで売り抜けるだけでは「企業価値を高めている」とは言えませんよね。
「その会社の企業価値を高める」のであれば、投資ファンドではなく、経営コンサルタントになるべきです。
経営に参画するなんて格好良いことを言っても、結局は短期的な自己の利益しか考えていない訳ですから、その会社にとって長期的に見れば企業価値の低下でしかありません。
「その会社に何を残したのか?」を考えれば、会社のために村上氏が何か良いことををやったとは言えないでしょう。

「お金を儲け過ぎたから嫌われた」なんて、どうも自分に酔っていらっしゃるような馬鹿発言をしていましたが、「自分のことしか考えてない行動を取ったから嫌われた」だけですよね。
本当にその会社のために親身になって行動しているのであれば、誰も嫌ったりしないでしょう。
株価が上がる = 企業価値が高まる なんてのは株価しか見ていない人間の発言ですよ。
何をしても良いから買った時より高く売れば良いという腹が見えてるからみんなに嫌われる。
そんなの当然のことだと思いますけどね。

人の心を見ないで株価しか見ていないような人間は発想も所詮このレベルってことですね。
いまさら無理かもしれませんが、心の鍛錬を積んだほうが良いと思いますよ。