国旗掲揚、国家斉唱

こんばんは、ばたすけです。
またまたニュース23ネタです。

卒業式シーズンですので、例によって例の如く、教職員の国旗掲揚反対や国歌斉唱拒否が話題になる季節となりました。
今日の特集では国家斉唱を拒否する教員が「国旗掲揚や国歌斉唱を国が国民に強要するのは個人の思想信条の自由を侵害している」と言っていました。
まぁ、それこそ個々人がどう考えるかという思想信条の問題でしょうから、そう主張したければしていれば良いんじゃないかと思います。

ただ、私個人としては‥‥
個人の思想信条の自由というのは、日本という国の民であって初めて成立する(主張できる)ものですから、国の存在は当然容認すべきことであるし、その国の象徴を受け入れるのも当然のことだと思うんですけどね。
この考え方でいけば、国の存在を拒否してしまったら、自己の存在も拒否することになりますからね。

「外国がこうだから日本もこうすべき」という言い方は考えの無い人間が他人を説得する材料としてよく使うやり方なので(選択肢は時と場合によって変わる、外国の事例が日本にそのまま当てはまるとは思えない)、こういう言い方はしたくないのですが‥‥
世界中で「国旗の掲揚や国歌の斉唱が個人の思想信条を侵害しているか否か」なんてことを真剣に論議しているのは日本だけですよ。
なんか馬鹿みたいです。
論議するまでもない話だと思うのですが。

あと、素朴な疑問なんですが、そんなに日本が気に入らないのであれば、日本国籍を放棄して出て行けば良いじゃないかと思うのですが、そういう発想は無いんでしょうかね?
そういうことではなくて、「私はこう思っているから、国がそれに合わせるべきだ」ということなのかな??
それじゃ、アイデンティティの成立が逆ですよね(^_^;)

う~ん、「国があるから自分が存在できる」のではなく「自分が存在しているから国が成立している」ということですか。
まぁ、全くあり得ないとは思いませんが、みんながみんなそう主張すると、一億国民の意志はバラバラでしょうから、そもそも国が存在する必要がありませんよね。
個人の自由というのは国が許容している範囲でのみ行使することが許されるという話がありますから、この逆説は成立しないんじゃないかなぁ。
なんか話が大きくなってきたのでこれくらいでやめておきましょうか。

とにもかくにも、私は「思想信条の自由とかいう以前のレベルの話」な気がします、はい。