善光寺とチベット

こんばんは、ばたすけです。

北京オリンピック聖火リレーは散々ですね。
これだけ問題の多発する聖火リレーって歴史上初めてなんじゃないでしょうか。
オリンピックを政治問題と一緒にするなと言いますが、オリンピックが国威高揚に使われているからには、その逆を狙う人も出てくる訳で、切り離すのは難しいですよね。
それに「平和の祭典」を開催するのに相応しいか否かという話であれば、政治問題と切り離せと言われても無理ですし。
まぁ、今となってはどうしようもない訳ですが「2008年のオリンピックを中国で開催すると決めたのは誰なのか」と「中国を選択した根拠は何か」を改めて考えてみる必要があるのではないでしょうか。
選定方法や基準を見直さない限り、また同じようなことが起こると思いますよ。

さてさて、またまた報道ステーションネタですが‥‥
長野で聖火リレーがおこなわれるというので、古館キャスターが
チベット仏教と仏教の違いはあっても、同じ仏教ですから、善光寺はなんらかのメッセージを発するべきだと思います」
と言っていました。
これはどういう意味で、どういう意図の発言なんですかね?
チベットでの暴動をうけて善光寺は「犠牲者の冥福をお祈りします」とか「事態を大変憂慮しています」という、本来発する必要もないようなコメントを出している訳ですが、この上どうしろと言うのでしょう??
善光寺としては中立を保つ以外にすべきことはないと思うのですが。

古館キャスターは余計なことを言わない方が良いんじゃないでしょうか。
何が言いたいのか判らないようなコメントなら不要ですよ。