四川大地震の報道を見ていて思う

こんにちは、ばたすけです。

四川大地震の報道を見ていて思うのですが、
「日本人の感覚で物事を判断してはいかん」
のではないでしょうか。

私は四川に行ったことはありませんが、中国は都市部を除いて上下水道なんてものは完備されていませんし、ましてや日本のように一事が万事異常に清潔な訳でもありません。

「路上生活が続き云々」「衛生状態の悪化が懸念され云々」と報道されていますが‥‥

確かに被災地ですから、それらへの対応(原状復旧)は必要なんですが、「元々の状態と比べてどうなのか」という話が一切ないんですよ。
基準をどこに持っていくか、それによって必要とされる対応や援助も変わってくると思います。
その基準を「日本では」にしてしまうと、ちとやり過ぎなように思うんですよね。

これに限った話ではなく、国際的な話の場合は
・その国ではどうなのか
・その他の国ではどうなのか
・日本ではどうなのか
という観点を忘れてはいけないように思います。
「日本では」が判断基準のすべてではないんですよ。

それを忘れてしまうのは‥‥ある意味、島国根性のなせる業なんでしょうかねぇ。