燃料費高騰

こんにちは、ばたすけです。

今日も暑いですね。

燃料費高騰によって出漁すればするほど赤字になるということで、漁船が休漁しています。
まぁ、一種のストライキですね。
ニュースを聞く限り、その主張は「価格の適性化」と「燃料費の補填」らしいのですが‥‥

価格の適正化については、自身が供給者である限りはどうにでもできるんじゃないかと思うんですけどね。
ほぼ日本全国の漁船が休漁に参加している訳ですから、卸値を全体的に引き上げることは可能でしょう。
まぁ、カルテルになるとか言って公正取引委員会が出てくるかもしれませんが、それこそ「赤字にしてまで売っている」事自体が正常な価格での取引ではない訳ですから、「適正価格にする」行為自体は問題ないんじゃないでしょうか。
ただ、そもそも論で言えば、日本は市場経済を取り入れている訳ですから、価格は売り手の自由なんですすよね。
経済原理だけで物事を見れば「好きで値段を下げて売っている」としかならないんですよ。
「高いと買ってもらえない」と言いますが、全体的に高くなる分には「選択の余地なくすべてが高い」訳ですから、消費者も仕方がないと思って我慢するしかないですよ。
なんでこうすぐに「消費者に納得してもらえない」と卑屈になるのかよく判りません。
世の中には高くても売れている物はある訳ですから、供給者側の努力も必要だと思います。
なので、これについては関係者が価格適正化について努力すべきだと思います。
ま、ニュースを見ての一市民の感想ですね。

燃料費の補填については、一部事業者にだけ燃料費を補填する訳にはいかないでしょう。
原則として「広く公共の利益に供するもの」でなければ、税金は投入できませんから。
特定団体だけを利することに税金を投入するのは納税者として反対です。
それを言うなら、「全体的な燃料価格の引下げ」を要求すべきではないでしょうか。
揮発油税の撤廃とか、減税とか、そういうものを要求すべきでしょう。
ま、これもニュースを見ての一市民の感想です。

# 話は変わりますが、最近は誰も言わなくなりましたが暫定税率撤廃の話はどうなったんでしょう?
# 一時的なブームで終わってしまうのは日本国民の特徴ですよね

国策としてどこまで漁業を保護すべきかという話もありますので、簡単に切って捨てる訳にもいきませんが、なんとなく「してもらうことばかり」を主張しているように見えるのは気のせいでしょうか。
ニュースを見ている限りはそうとしか映らないのですが。