蒟蒻畑が悪いとは思えない

こんばんは、ばたすけです。

兵庫県の1歳児がマンナンライフ蒟蒻畑を喉に詰まらせて死亡した事件を受け、野田消費者行政担当相がマンナンライフの会長に対して再発防止により一層取り組むように求め、その際に自主回収を促したそうですが‥‥

これって、蒟蒻畑が悪いんですかね?

「誰も見ていないところで1歳児が冷蔵庫から蒟蒻畑を出してきて蓋を開けて食べた」とは思えないのですが、保護者は何をしていたのでしょう。
コンニャクゼリーを喉に詰まらせる事件はやたらと報道されていましたから、「喉に詰まらせて死んだなんて話は聞いたことがない」ということはないでしょうし、商品の袋にも注意が記載されていますよね。
子供に食べさせる際には小さく切り分けて与えるなど、喉に詰まらせないような対策をとるべきでしょうし、喉に詰まらせたりしないかどうかを見ているべきですよね。
はっきり言って保護者の監督不行届きでしょう。

「問題があるから注意を喚起する」というのは当然のことだとは思いますが、それは製造元に対してだけでなく、消費者に対しても実施すべきですよ。
ここ最近の食品偽装で消費者保護に神経質になっているのは解らなくもないですが、なんでもかんでも製造元の責任とするのはおかしいです。
極論ですが、交通事故で死者が出たら「自動車は危険だから、人が撥ねられても死なないように改良できるまでは販売を自粛してはどうか」と言っているのと変わらないじゃないですか。
そんなのおかしいでしょう。

もう少し現実的に言うと、毎年正月になれば餅を喉に詰まらせて死ぬ人間が出ますが、それは問題にならないのに、何故コンニャクゼリーだけが問題視されるのかが解りません。
やってることが不徹底、不統一なのでは「国民重視、消費者重視」と言っているのもポーズとしか思えません。
消費者行政に力を入れるなら、キッチリやってもらいたいものです。