ふゅーじょん

こんばんは、ばたすけです。

風邪は1週間かけてやっと終息に向かいつつあります。
嫁さんが風邪っぴきなので、夫婦間でうつし合いにならないことを願うのみです。

さてさて、うちの会社にフュージョン・コミュニケーションズの営業から「代理店にならんか?」という書類が届きました。
どこでうちを見付けたのか知りませんが、御苦労さんなことです。
折角、郵便料金と印刷代と労力を使って営業活動をしているというのに、代理店募集のチラシの欄外には「代理店契約には審査があるから、希望に添えない場合もあるよ」ときっちり書いてあるあたりがなんと微妙なところです。
ま、どうせうちみたいな零細企業は相手にされないので、「もうちょっと相手を吟味してから出せよな~」と思いながら破って捨てました。
なーむー。

閑話休題

何の話かというと、代理店云々ではなく「フュージョン・コミュニケーションズ」にヒットしたんですよ。
私はパワードコムとかいう会社に一時期籍を置いていましたので、フュージョンと言えばアット東京を含めて東京電力傘下のパワードコムグループだったじゃあないですか。
「まだあるのは知っていたけど、懐かしいなぁ、今はどこの会社の持ち物なんだ?」
と思って会社概要を見たら

楽天:73.55%/日商エレクトロニクス:19.58%

だそうです。
東京電力の名前はどこにも無し。

パワードコムKDDIに売っ払い、アット東京は東京電力で保持し、フュージョンは売り先を探しているとか言っていましたが、楽天に売却したんですね。

スピードネット然り、IP電話然り、FTTH然り、LivedoorWireless然り、
改めて考えるに、画期的な通信サービスの先駆けって大抵が電力系だったのに、こうもものの見事に『全部失敗する』というのは、よっぽどマーケティングや戦略がなっていなかったんだろうなと、いつ思い返してみても感心してしまいます。
まぁ、サラリーマン社長に新規事業の立ち上げなんてのは無理なんでしょうね。
組織の中で生き残る術は知ってても、商売のイロハは判っていない訳ですから、何十億、何百使っても駄目なものはダメということで、当然の帰結なのかもしれません。

しかし、勿体無いのは確かなんですよね。
私にやらせてくれていれば、今の通信業界の勢力図は大きく変わっていたと思うのですが(笑)