経団連の賀詞交換会に押し掛け

おはようございます、ばたすけです。

派遣労働者などが経団連賀詞交換会に押し掛けて筋の通らないことを言っておりますが‥‥

経団連にどうこう言っても仕方が無いんじゃないですかね。
(質問状の受け取りに1時間待たせて「受け取れません」と言ったというのは経団連の対応が悪過ぎますが)
生活保護を訴えるのであれば、国や地方自治体に対しておこなうべきではないでしょうか。
それに、雇用継続を訴えるのであれば、個々の企業に対しておこなうべきでしょう。

筋が通らないというか、的外れとでも言うか、どうにもやっていることに「正義」を感じないんですよ。
こうやって騒ぐとお金が儲かる「活動家」が入り込んでいるように思われてなりません。

総務政務官が「本当に働く気があるのか」と言ったのも、判らないでもないんですよ。
賀詞交換会に押し掛けている暇があったら、仕事を探すべきなんじゃないかと思うのですが。

ニュースを見ていても
「仕事が無い、とにかく働きたい」
というニュースに引き続いて
「介護報酬を引き上げて、人手不足の解消に繋げたい」
というニュースが流れているようでは
「働ければ何でも良い」
と言われても真実味が感じられないんですよね。
仕事を選んでいるうちは、まだまだ余裕があるんじゃないでしょうか。
レンタルオフィスやマンスリーマンションのツカサの社長が
「清掃なんかで人を募集しても誰も来ない、みんな仕事を選んでいるのではないか」
と番組で嘆いていましたし、どうにもねぇ。

あと、不景気だった訳でもないのに、ニュースで流れている映像の派遣労働者の中に若い人が多いのには驚いています。
自分の将来をどれだけ真剣に考えて行動していたのかが気になりますね。
大学院を卒業した人の半分はフリーターになっているという話もありますし、社会情勢のせいばかりとも言っていられないと思うのですが。
30歳前後の人には「就職氷河期で正社員として就職できなかった」という話もありますが、とはいえその時期に正社員として就職している人(私もそうですね)もいる訳です。
その人達の間にある違いはなんなのでしょう?
本当に社会情勢のせい「だけ」で正社員として就職できなかったのでしょうか??

まぁ、「自爆」した人は放っておくとして、本当に助けが必要な人には救いの手を差し伸べるべきだとは思います。
無駄無駄と言われていた厚生労働省の就業支援住宅(でしたっけ?)などを有効に利用してもらいたいものです。
住所不定では正社員で就職するのは難しいですからね。