何がやりたいのか判らない

こんばんは、ばたすけです。

最近、ちょくちょく耳にするのですが、就職に際して
「何がやりたいのか判らない」
とか
「何が自分に向いているのか判らない」
と言っている人がいますね。

私はかれこれ12年前に就職して社会に出ましたが、その時は周りに
「何を仕事にすれば良いのか判断できない(から就職しない)」
なんて言う人間はいなかったような気がします。

就職しない人は何人かいましたが、その人達は「やりたいことがあって、就職したんじゃそれはできないから」と言って就職しなかった訳で、やはりそれは「就職するのが前提」での決断と選択だったんですよね。

そりゃまぁ、就職しないでも生活していけるのなら、就職しなくても別に良いのですが、12年も経つとえらく「思考の前提にしているものが異なるんだな」と感じた次第です。

まぁ、私が通っていたのはコンピュータの専門学校でしたから、そこに入学して卒業するならコンピュータの仕事に就くのが当然で、
「何を仕事にすれば良いのか判断できない」
なんて言う人間が出てこないのは当たり前だったというだけかもしれませんけども。

なんというか、正直なところ、こういう「何を仕事にすれば良いのか判断できない」というのを聞くとイラッとくるんですよね。
向いてるか、向いてないかなんてやってみなけりゃ判らないし、誰も自分の適職が何かなんて判らないと思うのですが。
「適職だよ」なんてのはやってみての結果論でしかないでしょう。
就職しないでいるための言い訳にしか聞こえないんですよ。

いやまぁ、結局のところ「働かなくても生活していける」のなら四の五の言って就職しないのもアリだとは思いますが、そういう人はそんなに多くない訳で、どうせ就職しなけりゃならないのであれば、早いうちに就職した方が良いと思うんですよね。
特に日本は新卒でない限りは未経験者を正社員で採用することは絶対にない訳ですから。