官僚の勘違い

こんばんは、ばたすけです。

先日の衆議院選挙の結果を受け、もうすぐ鳩山民主党内閣が誕生します。
掲げている諸々の政策には大なり小なり賛同しかねますが、これまでの自民党政権で政治家が怠けていたために起こった「官僚が国家を運営しているという勘違い」を正そうとしているのは素晴らしいことだと思います。
政治は国民に選ばれた国会議員が責任を持っておこなうべきであり、国民の誰にも信任されていない官僚が国政についてあれこれ言うのは筋違いも甚だしいです。

ところが、民主党(と言うより鳩山代表)が「官僚依存からの脱却」と言い出した途端に、お偉いお役人様が「できるものならやってみろ」的なことを言い出しました。
官僚ってどれだけ偉いんですかね?

思い起こせばその昔、田中真紀子議員が小泉政権外務大臣に就任し、外務省官僚と揉めましたが‥‥
そもそも、「国民が選挙で選んだ国会議員が選出した総理大臣が任命した大臣」の命令に従わないなんて、そんな権利がお役人様にはあるんでしょうか?

ある訳がないですよね。
国民の誰一人として、官僚を信任した訳ではないのですから。
日本の主権者は国民であり、その主権者が国家運営をおこなうために選挙で選んだ代表は国会議員であって、官僚ではありません。
大臣命令に不服従な官僚は罷免できる(可能なら免職が良いですね)という制度を作るべきだと思います。

この点に関して、多いに期待しているのですが‥‥
腰砕けにならなければ良いのですが。