弁護士の態度が少し変わった

こんばんは、ばたすけです。

凄い風ですね。
家が揺れてますよ。
そう遠くないうちに壊れてしまうんじゃないでしょうか(-_-;)

さてさて、義母の自転車事故ですが、弁護士費用以前に、裁判をするにもお金がかかるので、とりあえずは示談でどこまで話がまとまるかの様子見が続いています。

義母の膝の粉砕骨折もやっと症状固定となり、相手側弁護士に「症状が固定したので話をしたいのですが」と言ったのですが、「書類をもらわなければ何も話せません」と、相変わらずのふざけた態度です。
この弁護士は向こうから連絡してくることはありませんし、こちらが電話してもこの調子です。
会って話したこともないので、この弁護士の顔さえ知らないんですよ。
普通、(自転車とはいえ)交通事故の加害者側の弁護士ってのは被害者である相手の怒りを解いて、なんとか示談の条件を下げさせるべく努力するものなんじゃないでしょうかね?
その上、膝の粉砕骨折で全治10ヶ月という重症を負わせているにも関わらず
「労災も支給されたようですし、被害相殺でこちらの支払いは無いかもしれません」
という、意味不明なことも言ってくれます。
そんな訳ないでしょう、どれだけの怪我をさせたか解って言っているのでしょうか??
こちらは被害者ですし「加害者だけでなく、あなたの態度にも腹が立っているのですが」と言いたい所ですが、相手の心情というものを察することのできない欠陥人間に何を言っても判らないでしょうから、よこせという書類を揃えて、請求できる可能な限り最大の金額を記載した請求書をくっ付けて郵送してやりました。
加害者が母子家庭だというので、最初は治療費と休業補償分だけで済ませるつもりで示談交渉を始めたのですが、もうそんな気はこれっぽっちもなくなりました。
いくらなんでも、この弁護士も含めて相手の態度に我慢がなりません。
こういう相手の事情をこちらが慮る必要はまったくないでしょう。

で、少し待ちましたがやっぱり連絡はないので、弁護士に電話してみたところ、電話口での態度が変わっていました。
「頂きました書類を確認させて頂きましたところ、お母様はかなりの重症でいらっしゃいますね
一度、そちらにお詫びに伺わせていただきたいと思いまして‥‥」
だそうです。

お詫びに伺いたいなら、そちらから速攻で連絡してくるのが筋じゃないかと思うのですが。
それに、重症で仕事にも出られないから生活できなくて困るという話は最初からしているのに、話をまったく聞かなかったのは誰なんでしょう。
今更、何を言っているんだか。
これも、怒りの炎に油を注ぐ行為以外の何物でもないですよね。
まったく、少しは相手の気持ちというものを考えて欲しいものです。

この弁護士の態度の変化ですが、これは私の勝手な想像ですが、加害者側は刑事裁判の際に検事に対して
「相手から120万という法外な慰謝料を請求された」
と言っている(こちらは120万などという具体的な金額は一切言っていませんし、当然ながら120万ではまったく足りていません)と検事から聞きましたので、自分達に都合の良いように事実を捻じ曲げて弁護士に話をし、この弁護士はそれを鵜呑みにして、こちらのことを「事故を幸いとお金をむしり取ろうとしているタカり」か何かと勘違いしていたんじゃないでしょうか。
これまでは口の利き方もぞんざいで、相手にしていないという感じがアリアリと出ていましたが、今回は明らかに下手に出るような喋り方に変わっていましたから。
労災だの診断書だのといったきちんとした書類から、相手の怪我が膝の粉砕骨折で全治10ヶ月な上に、障害認定まで受けているという状況が解れば、態度のひとつも変わって当然でしょう。
むしろ、そうなるのが遅過ぎます。

しかし、世の中の弁護士ってみんなこうなんですかね?
揉め事の解決を依頼されている訳ですから、双方から事情を聞いて状況を把握するのがまず最初にすべきことなんじゃないでしょうか。
「片方の言い分だけ聞いて事を進めるとより事態が悪化する」というのは、社会に出て人間相手の仕事をしている人なら誰でも経験的に知っていることでしょうし、弁護士ともなればそれくらいはわきまえているべきだと思うのですが。

ただまぁ、「加害者の態度が許せない」という話をしたら「感情と法律は別ですよ」と、余計なことをわざわざ言ってくる弁護士ですから、そんなことも解ってはいないのでしょうね。
示談なんですから「法律で認められたこちらが請求可能な金額から、実際にどれだけの金額を相手に要求するのか」はこちらの感情次第です。
人間は感情の生き物ですから、法律という枠で縛ったとしても、その枠の中でどうするかを決めるのはやっぱり感情なんですよ。
それが解っていないから、弁護士というのは「法律の知識だけで人間としては論外」だと感じる訳です。
話をしていて、人としてどうかしていると思いますから。
「神経を逆撫でする」とかいう言葉を知らないのでしょうか。

昔から「学校を出たらすぐに先生と呼ばれるような職業に就いてる人にろくな人間はいない」と言われますが、その通りなのかもしれません。
そういう立場の人こそ、もっと謙虚になって自省し、人間力を磨かないといけないんじゃないでしょうか。
ま、当人には言っても解らないでしょうけどね。
先生様ですから。