崖っぷちのエリー見ました

おはようございます、ばたすけです。

崖っぷちのエリーの第1話を見ました。
金曜日は打合せの後にお客様とそのまま飲みに行く予定だったので、出勤前にイソイソと録画予約していたら、嫁さんに
「主演が山田優だからでしょ~」
とか言われてしまいました。
う~ん、別に他意はないというか、美大というところに引っ掛かっただけなんですねどね。

さてさて、その話の内容ですが、やっぱりちょっと変でしたね。
何も考えないで見ていれば面白いのは面白いのですが、やはり美大関係の話が現実離れしているというか、なんというか。

確かに、「お金が無いなら美大に来るなよ!」は真実です。
ですが、値段を見ないで画材を買うなんて学生はそうはいません。
一般的にはそういうイメージを持たれているのかもしれませんが、美大や芸大って変わり者の来る所であって、お嬢やボンボンの来る学校じゃないですよ。
あと、出来ない生徒の作品にいちいちコメントする教授なんていないですし、「権威」は授業になんて出てこないで、助手だけが出てきて偉っそうに指導してるのが実情です。
それに、そもそも論ですが絵は儲かりません。
なんで「金持ちになる」為の手段が「絵」なのかが判らないんですよね。
原作を読んでいませんし、西原理恵子さんのその他の作品も見ていないのでなんとも言えませんが、バブル(また出た・笑)の影響でも受けているのでしょうか。
どんなクソ美大生の描いたものでも売れたという時代の残照を見ているとでもいうかなんというか。
(まぁ、他にも教授の愛人になるとかいう方法もあったりしますけども)

手っ取り早くお金を稼ぐのなら水商売だろうと思っていたら、キャバクラが出てきたのも笑えました。
確かに、美大や芸大の周りのスナックとかって、学生がバイトしてて、不思議なお店になっていたりしますからね。

他にも色々ありますが、(それが主題の話ではないのでどうでも良いのですが)提出していた絵のデッサンが滅茶苦茶(色使いもですが)だったのがなんとも言えませんでした。
これでどうやって、美大に合格したのでしょう‥‥
他に、絵の具をケチるなという話もちょっとねぇ。
絵の具を大量に使えば良いってことはないんですよ。

ま、美術関係の小道具がどうなっていくのか、そういう歪んだ視線で今後も見て行きたいと思います。