美丘に出てくる親は気持ち悪い

こんばんは、ばたすけです。
ドラマの「美丘-君がいた日々」を毎回楽しみにしています。

まぁ、ドラマですし、原作もフィクションですし、ストーリーを構成するには山あり、谷ありでなければならないのですが‥‥
あと、私に子供がいないから「親の気持ちが判らない」というのもあるかもしれませんが‥‥

このドラマの美丘と太一の親って、
「子供の幸せを望んでいる」
とか言いながら
「子供のために一生懸命やっているという自己満足」
のためにしか行動してないですよね。
「私達から美丘をとらないで」とか「子供の幸せを願わない親なんていない」という台詞にすべてが凝縮されていると思います。
子供のためという言葉を錦の御旗にして、自分の考えを押し付けようとしているだけ。
子供を自分の思うようにしたいというのでは、ペットと同列じゃないですか。
見ていて物凄く気持ち悪いし不快です。

子供は色々なことを学習して親から離れていくものですし、残された命が短いのであれば、可能な限り色々なことを経験するべきでしょうに、と私は思うのですが。
それに、親の愛って無償のものであって、見返りを求めるようなものではないでしょうに。

「美丘が死んだ後も太一は生きていかないといけない」
とか言ってますが、そんなのは親ではなく本人が向き合っていくことであって、親は忠告はすべきではあると思いますが、行動や判断を強制するのはおかしいです。
子供は親の所有物じゃないんですよ。

親ってのはみんなこんなものかもしれませんが、子離れできない親って本当に気持ち悪いです。
どうかしていると思うのですが。