Windows 7 Pro 64bit版への移行(OSインストール編)

こんばんは、ばたすけです。

当初予定より容量は減りましたが、とりあえず12GBのメモリーを搭載できましたので、次はOSのインストールです。

Jetway HI04のBIOS設定でATAIDEからAHCIにモード変更して、OCZ Vertex2 120GBを接続しました。
あとはDVDのインストールメディアからWindows 7をインストールするだけです。
手持ちのWindows 7 Professionalはアップグレード版なので、プロダクトキーを入力せずに一度インストールを完了させ、再度インストールを実施することでクリーンインストールをおこないました。
インストール自体はあっさり完了し、Windows 7が立ち上がってきたのですが‥‥

OSがXPから7に変わったので、SSDの効果があるのかないのかさっぱり判らずです。
なんとなく、肩透かしを喰ったような気分ですね。

とにもかくにも、Vertex 2からWindows 7は無事に起動して動作していますので、Windows 7SSDを正常に認識して、SSDとしての設定をおこなってくれているかの確認です。
まずはエクスペリエンスインデックスを見たのですが‥‥

プライマリディスク : 5.9

‥‥って、これは7,200回転のHDDと同じ値じゃないですか。

もしかして、SSDとして正常に認識されていないのでは??

そう思い、Windows 7SSDSSDとして認識しない場合について情報収集してみたのですが、Vertex 2に関して固有の原因は見当たりませんでした。
SSD全般については「ファームウェアが古いとSSDと認識されない場合がある」という情報がありますので、とりあえずファームウェアをアップデートしてOSをインストールし直すことにしました。

OCZのWEBページから最新版のファームウェアをダウンロードしてきたのですが、最新版が1.33で、現在のファームが1.32とそんなに大きくバージョンは離れていませんでした。
これくらいの差だと、ATA8-ACSコマンドに対応していないからSSDと認識されなかったとは考え難いですね。

さて、事前にOCZのファームウェアアップデートの方法について調べた所、色々とハードルが高そうな感じだったのですが‥‥

「ジャンパピンを挿してメンテナンスモードにしなければアップデートできない」
→ Vertex 2にはメンテナンスモードに切り替えるジャンパピンは存在しない

「アップデート対象のSSD以外のブートデバイスでOSを起動してユーティリティを実行しなければならない」
→ HDDからWindows XPを起動してユーティリティを実行し、Vertex 2に対してアップデートを実施したが、ファームウェアがダウンロードできないというエラーが出てアップデートできないかった
→ Vertex 2からWindows 7を起動してユーティリティを実行し、アップデートを実施したらあっさりアップデートできた

「アップデートしたらSSD上のデータは消える」
→ 消えずにそのまま使えている

‥‥と、それほど苦労することなくアップデートすることができました。
改めてエクスペリエンスインデックスを計測すると7.7となりましたが、エクスペリエンスインデックスは時と場合によって計測結果にバラつきがあるということなので、どこまで信じれば良いのでしょうかねぇ。

このままで放置しておくと、また精神的に落ち着かなくなりますので、再度Windows 7をインストールし直しました。
エクスペリエンスインデックスを見ると、今度は最初から7.7となっていました。
また、念のためにコマンドプロンプトで"fsutil behavior query DisableDeleteNotify"と叩いてTrimが有効になっているかを確認したところ

DisableDeleteNotify = 0

と、Trimが有効になっていましたので、今度こそSSDとして認識された上でOSがインストールできたようです。
Windows 7をインストールするだけでヤレヤレです。

あとは、XPのHDDからデータを移行して完了です。
結局、あれやこれやでゴールデンウィークは消費し尽くされてしまったのでした。
なんとも、有意義とは言い難い連休となってしまいました。