中国の反日デモは全体なのか一部なのか

こんばんは、ばたすけです。

中国の反日デモに関する報道を目にしなくなりましたね。
もう終息したのでしょうか??

さてさて、先々週辺りのワールドビジネスサテライト
「銀座に来ていますが、中国人観光客のツアーバスが1台もありません」
といった話をしていましたが、中国からの観光客数は15%減程度だという話もあり、何が真実なのだろうかと疑問に感じてしまいます。

ところで、反日デモが中国全体の総意でおこなわれているかのように報道されていますが、
「どうもそういう訳ではなさそうだ」
というのが私の実感です。

嫁さんの叔父の奥さんが中国人で、中国においては「上の下」くらい(中国でBMWの5シリーズに乗ってます)の社会階層に属しており、特に共産党毛沢東云々といった思想はなく、経済活動の実利一辺倒といった感じの人なんですが、その人が9月から中国の実家に帰っていて、10月に入ってから日本に戻ってきたのですが‥‥

「日本に戻ってきて、テレビで反日デモのニュースを見てびっくりした、中国のテレビではこんなものは一切報道されていなかった」
とか
尖閣諸島の話なんて報道されていなかった」

‥‥と言うんですよね。

この義理の叔母の実家は大連だったと記憶していますし、彼女自身が情報収集のアンテナが高くない人だということもありますので

・大連は比較的親日で、反日デモも起こっていない(らしい)ので、地元のテレビを見ていても反日デモの報道は無い
・そもそも彼女が新聞やニュースなどで積極的に情報収集をおこなっていない

というだけなのかもしれませんが‥‥

なんというか、報道から受けている印象と叔母の話のギャップに物凄い違和感を覚えました。
日本では「中国は反日一辺倒」であるかのように報道されていますが、当の中国人が「そんなの聞いたことも無い」と言っているんですよねぇ‥‥

中国と一言で言っても、様々な地域や社会階層に分かれていますので、一部を見て総体と錯覚してはいかんのではないでしょうか。
そんな風に感じています。