ダウンサイジングターボ批判

こんばんは、ばたすけです。

以前に、思い込みと決め付けから、何の根拠もなくこうだと断言する「ステレオタイプな人間」の話を書きました。

好きじゃないものに対して否定的なのは私も同じなので、ある程度は仕方がないとは思います。
ただ、「フォルクスワーゲンは嫌いだ」なら納得なんですが、「フォルクスワーゲンはボロイ」というのは誹謗中傷でしかないですよね。
まぁ、ディーラーに行って、実車を見て触ってとやってみればよく判りますよ。
とりあえずドアの開け閉めをやってみて、内装のプラスチックを触ってみると良いんじゃないでしょうか。

あ、別に私はフォルクスワーゲンの信者ではないです。
どちらかと言うと、ワーゲン(正しくはゴルフか?)信者に辟易している方ですかねぇ。
気に入って買った車がたまたまパサートだったというだけで、2.0Tの後継車種が出ないからには次はフォルクスワーゲンを買うつもりはないので、そこはお間違いのないように。

さてさて、欧州車は燃費と排ガスへの対策で、ガソンリエンジンは排気量を落として過給機でパワーを稼ぐダウンサイジングターボが主流になっています。
これに対してステレオタイプな方が
「日本のような信号が多く渋滞も多い道路でターボエンジンなんて不適切だ、過給される前にすぐに停止することになるからターボの意味が無い、非力な小排気量の自然吸気エンジンとしてしか機能しない」
とか言ってらっしゃいます。

これ、

ワーゲンはボロイと言っている人は、ドアの開け閉めをしたことがあるのか?

と同様に

日本にダウンサイジングターボは不適切だと言っている人は、1.2TSIエンジンや1.4TSIエンジンが最大トルクを1500回転から発生させていることを知っているのか?

と思うのですが。
大昔のドッカンターボと勘違いをしていらっしゃるんじゃないでしょうか。

好き嫌いは個人の嗜好の問題なので、好きにすれば良いですし、そこに理屈はないと思います。
ただ、何かを主張するのであれば、どういう理由であるのかははっきり言って欲しいですし、その上で前提としているものが間違っていたのであれば、その認識を正して欲しいと思います。
(世の中にはどういう理由なのかを尋ねても答えない人がいるんだから面白いものです)

ま、他人の人生なので、人の話をまったく聞かないというのもアリだとは思います。
私自身は、そういう方とお近づきになりたいとは思いませんけどね。