運転免許更新講習

こんにちは、ばたすけです。

運転免許の更新講習を受けてきました。

2年くらい前に右折禁止違反で切符を切られているので、初めての一般運転者講習でした。
優良運転者講習は免許の更新手続きに行ったその日にビデオを見て終了なのですが、一般運転者講習なので、別日に講習を受ける必要があり、少々面倒でした。

その一般運転者講習ですが、1時間の講習で、30分のビデオを見て、道交法の改正内容を説明されて、以上終わりというものでした。
わざわざ別日に市民会館のホールを借りて(ガラガラでした)やる程の内容でもないように思うんですけどねぇ。
寝ないように注意しましょうと言われ、一部でウトウトしている人がいるようでしたが、寝ていることを注意されるようなこともなく、全員無事に受講完了となっていました。

ちなみに、ずっと優良運転者講習だったので、講習に行ったのは20年程前に違反者講習を受けて以来だったのですが、その時の違反者講習では
「あなた達は法律を守っていない犯罪者なんだから云々」
と、かなり酷いことを言われた記憶があります。
講習中にウトウトしている人がいたら、すかさず見張り(?)が駆け寄っていき「寝るな」と言って肩を叩いていました。
優良、一般、違反で講習の内容が異なるのは当然のこととは思いますが、そういったこと以前の段階で「人としての接し方」がどうにもえらく違っているように思うのですが、今もこういう感じでやっているのでしょうか?

道交法の改正内容の説明の中で、厳罰化が進んでいるので気を付けましょうという話がありましたが、それを聞いて去年の亀岡市無免許運転10人死傷事件を思い出してしまいました。

地裁判決が出ていますが、
「被告は無免許運転を繰り返しており、運転技術が未熟とは言い難く、危険運転致死傷罪の構成要件である未熟運転には当たらない」
というのは意味が解りませんね。
技能が有ろうが無かろうが、運転免許を持っていないというだけで未熟運転に該当すると思うのですが。
技能があれば無免許でも危険な運転ではないというのなら、運転免許という許可制度を設ける意味が無いじゃないですか。

これで厳罰化とか言うんだから、片腹痛いわと思いつつ、講習会場を後にしました。
別に亀岡の事故に限った話ではなく、なんというか真面目に普通に暮らしている人が馬鹿を見る世の中ではいかんと思うんですけどねぇ。