ITコンサルタントの養成

こんにちは、ばたすけです。
仕事の都合で研修に行けなくなった人がいたので、代理で木曜日、金曜日と研修を受講してきました。
内容はタイトルの通りで、分析技法をいくつか教えてもらいました。
コンサルという仕事が具体的に何をするのか判らない私としては、有意義な研修であったと思います。

ただ、会社が我々「ネットワークコンサルタント」に求めるものがよく判らないので、どんなに勉強しても、それを生かすことができないんですよね。
方針が定まらないとでも言うのでしょうか??

コンサルタントというのは問題解決の方向性を提示するのが仕事であって、具体的な解決の仕方を示したりはしません。
具体的な解決策の定時はSEさんの仕事になりますからね。
しかし「方向性は出したから後はもう知らない」では仕事にならないので、コンサルタントとしてはその後のフォローに入らないといけません。
しかし、我々コンサルタントの仕事は方向性を示すだけだと言われています。
「我々の仕事は現状分析して方向性を示すだけなので、後は知りません」と言われれば、お客さんはそんな所に高いお金を払ってコンサルを頼もうとは思いませんわな。

また、後のフォローについては一般的には「完全に中立」か「自社製品を担ぐ」かのどちらかの立場を取って、問題が実際に解決するのを見届けることになります。
私の会社は通信関係なので、「自社製品を担ぐ」必要があるのですが、パンフレットには「公平中立な視点で」とか書いてあるんですよね。
矛盾があると思いません?
自社製品を担いでいるのに、公平中立の立場でお客様のネットワークを分析したり問題解決の方向性を示したりする訳ですよ。
お客様にしてみれば胡散臭い話ですよね。
「そんなこと言いながら、お前の会社の製品を売りつけるつもりなんだろう?」って、誰だって思うでしょう。

そんなこんなで、やってる方は意味が判りません。
こんな状況では、お客様の所に行っても自分の仕事を説明することができないんですケド。
どないせいっちゅうねん!?