旅行2「犬山」

こんにちは、ばたすけです。

旅行二日目は名古屋駅前のホテルを後にして、犬山に向かいました。
愛知県犬山市と言えば、私が暗黒の高校時代を過ごした(?)土地ではあるものの、高校生が地元をウロウロ観光するハズも無く、「住んでいたのに行った事が無い」所ばかりです。

当初は犬山城を見てから明治村に行く予定だったのですが、道を間違えてしまったために、まずは寂光院に行くことになりました。
道標の案内が不親切なので、木曽川沿いの駐車場から歩く羽目になりましたが、閑静な山中に存在するお寺の雰囲気はなかなか良かったです。
ただ、今はどこの寺社もそうなんですが、そこらじゅうに「貴賎」と書かれた箱が置いてあるのには閉口しました。
観光依存度が高いんでしょうけども、そういうのって気持ちの問題で、そこかしこで催促されてるようなのはちょっとどうかなと。
私なんかは逆に、出したくなくなるんですけどねぇ。

山中でのんびりしてから犬山城に向かいました。
一日\200という超戦略的価格の市営駐車場に車をとめて、まずは腹ごしらえと炎天下をてくてく歩いて菜飯と田楽のお店に向かったのですが‥‥
お店が見付からない(T_T)
電話して場所を聞こうと重い、ガイドブックを開けてよ~く見ると‥‥
「本日定休日」
結局、駐車場近くのお店まで戻って味噌煮込みきしめんを食べました。
ちゃんと調べておけば良かったです。
でも、完全に整備されてはいないものの、市内は昔の町並みの面影を残していて、それを眺めるだけでも楽しかったかな。

さてさて、ゆっくり食事を済ませて、やっと犬山城です。
婚前旅行で行った松本城以来のオリジナルのお城なので、お城好きとしてはとても楽しみにしていたのですが‥‥怖かったです(:_;)
床板はギシギシ言う上に、乾いて縮んだために繋ぎ目に隙間ができて階下を覗き見る事ができます。
床は中心部から外側に向かって下がっています。
とてもじゃないけど怖くて歩けない!
嫁さんが「ここで旅館やれば良いのにね」なんて言っていましたが、とてもじゃないけど私は泊まれませんよ。
なんで今回の旅はこうも高所に祟られるんでしょう!?
暫くして慣れてきたので、天守閣からビクビクしながら四方を見渡してみましたが、お城のてっぺんってのは気分が良いものですね。
周囲に高い建物が無いので、なおさら気分が良いです。

ぼつぼつ閉館の時間が迫ってきたので、慌てて有楽苑に向かいました。
国宝の茶室「如庵」は‥‥イマイチかなぁ。
もっと中が見られるようになっていると良いのですが、窓から覗くだけですもんね。
縁側でお茶が飲めるというのも、もう少し趣向を凝らして欲しいと思いました。

こうして旅行二日目は時間切れとなり、宿のある恵那に向かいました。
結局、明治村には行けず。
犬山には何故かこういう屋外テーマパークが多いのですが、リトルワールドにしか行った事が無いんだもんなぁ。
近くに住んでて何やってたんだろうと、今になって思います。
もう行くことも無いんだろうなぁ。