若いのが育たない

こんばんは、ばたすけです。
以前の職場で色々と問題が起こっているようです。
タイトルの内容は私自身の抱えていた(過去形・笑)悩みでもあり、現に先輩や会社が抱えている悩みでもあります。
どうなんでしょう、何が悪いんでしょうね?

社会人として数年の経験を得たら、会社としては若手に中堅として活躍して欲しいという希望を抱くでしょうし、既に中堅の社員に対しては若手をそうなるよう育てることを求めます。
しかし、若手自身が確信犯的に「リーダーになることを回避する(責任逃れ)」とか「自分のやりたい仕事以外は一生懸命やらない(やりたくない内容は手抜きするか逃げる)」というようなことをやっていた場合、教育を担っている中堅としては手の施しようがありません。
そうなると、会社は「若いのが育たない」と言い、教育を任せた「中堅どころを責める」ようになります。

会社ももう少し、若手の性質とでもいうか、その人間の素行を注視した方が良いと思うんですけどね。

で、状況を説明すると、人事や社員教育を担当している人間は「それをやる気が出るようにもっていくのがあなたの役割でしょう」とか言う訳ですよ。
そういうのって綺麗事ですよね。
「ほんなら、替わってやるからお前が育てろや」と言いたい。
いや、言ってやれば良かったと後悔しています。
少なくとも、私はネットワークのプロではあっても自己啓発を促すプロではありませんので、そういう役割を私に求めることも無理があるのではないかと思います。
そんなに若いのをやる気にさせなければならないという問題意識を持っているのなら、会社は若いのを自己啓発セミナーにでも行かせれば良いんです。
そういうことをせず放置しておいて、思ったような結果にならないからって文句だけはタレるんだから、こっちもやる気がなくなります。
こっちだって若いのを一人前に育てるべく、あれこれ努力してきたんですから。
個人的には「そんなこと言ったって、若いのは問題意識を持ってないし、成長しようという意思もないし、何も考えてないから、こっちがどんなに真剣に教えても成長しないよ」と思いますし「こんな性質の悪い若いのを押し付けられた自分の方が被害者だよ」とも思ったりします。

結局、「人が育つか、育たないか」は周囲の環境もありますが、本人の心がけ次第だと私は思います。
本人にやる気がなければ、どうしようもない。
私自身がそうでしたから、私は自己の体験からそう結論付けました。

まぁ、自分は短気なので、それは他人を教育する上での問題点と認識して改善に取り組んだ結果、最近では他人に対して気長に付き合うことができるようになったと思っています。
気持ちに少し余裕が出てきたおかげでしょうか。
今の私であったなら、過去に起こったあれこれも、また違った結果になっていただろうなと思いますが、これは言っても仕方が無いことですね。

先輩には「忍耐を身に付ける」ことを、若いのには「自己の期待値を認識し、それに向かって努力する」ことを望みます。