世の中の経営者ってのは

こんばんは、34歳になってしまったばたすけです。

就職支援事業に係わっており、就職希望者の面接なんかをやっています。
一緒に活動されている方もほとんどが会社経営者だったりするのですが、どうもこう話をしていると「これでよく経営者をやっていられるなぁ」と(色々な意味で)思うような方がいらっしゃったりします。

私には「人を見る目がない」という自覚がありますので、それを養うために切磋琢磨(就職支援事業に係るのもその一環です)している訳ですが、流石に「話の辻褄が合っていない」とか「履歴書に不審な点がある」とかには気が付きます。
そんな私が面接をして、「それって言ってることの辻褄が合っていませんよね」とか「履歴書の経歴に空白期間がちょこちょこありますよね」という点が気になり、「この人はちょっと怪しいな」と思っていると、「この人は素晴らしい!」とか絶賛したりするんですよ。
大抵そういう方は60歳過ぎてる方で、経営者生活が長く、そしてあまり他人の意見に耳を貸さない。

論理的な判断よりも自分の直観を優先させていると言えば聞こえは良いですが、その他の方が「素晴らしい!」という意見に対して好意的な反応を示さないところを見ると、その「直観」は他者の同意を得られるようなものではないようです。
そこで私が「その方の話は論理的に矛盾していますよね、おかしくないですか?」と言ったら、「私は何もおかしいとは思わないけどね」と憤慨した様子で言い捨てていました。
いやはや、超零細企業経営者の若輩者に指摘されて腹が立ったのかもしれませんが、論理矛盾を指摘したことへの返答が感情論では話になりませんよ。

う~ん、こんな調子でよく会社が潰れないなぁと感心してしまいます。
経営者としての資質ゼロって感じですよね。

こういう方が百人規模の会社の経営者をやっていて問題がないとすれば、私は千人や万人規模の会社の経営ができるはずです。
いやぁ、世の中その程度なんだと思うと自信になりましたよ(笑)