解らないなら弄るな!!

おはようございます、ばたすけです。

朝っぱらから客先に行って一仕事終えてきました。
というのも、お客さんから昨晩電話がありまして、そこは某警備会社の通報用の回線をISDNからインターネット経由に変更しようとしていたのですが、曰く

「某警備会社がルータの設定をあれこれ弄っておかしくなってしまった、元にも戻せない、インターネットにも繋がらない」

ということで、6時に訪問して復旧作業です。
始業時間までに復旧させて欲しいというご要望でしたが、元々のConfigは保存してありましたし、そもそもそんなに複雑怪奇なことをしている訳ではないので、あっさりと復旧することができました。
私的には「良かった良かった」と相成った訳ですが‥‥

問題は某警備会社ですね。

どうやら、イントラ内のホストからインターネット上のゲートウェイ宛にIPsecを通したいらしいのですが、

pass all

と書かれているフィルタにudpの500番ポートのpassを追加しても意味ないですよね。
そんなものを許可しなくても、すべての通信が通りますってば。
「やるならNATの設定だろう」と思うのですが、そちらを触った形跡はありませんでした。

う~ん、そんなにマイナーな機器を使っている訳ではありませんし、大手の警備会社なので実績はあると思うのですが、何なんでしょうね。
担当している技術者のレベルが低いとか?

何にしろ、判らないのなら弄るなとそう言いたいです。
警備システムが通信できないというだけならいざ知らず(それもマズイが)、既設の使用している機器を滅茶苦茶にして元に戻せないというのでは話にならないですよ。

そんなこんなで作業後に、「呼んでくれれば良かったのに」とお客さんに言ったところ‥‥

「警備会社から呼んで欲しいと言われたけど、呼んだらお金がかかるがその費用は負担してくれるのかと尋ねたら、(お金は払いたくないので)呼ばなくて良いと言ってきたから」

‥‥だそうです。
まぁ、確かに費用負担の話はありますわなぁ。

でも、結局のところ問題が起こって私が復旧作業に行ったら余計にお金がかかるんじゃないでしょうか。
何にしろ「費用はきちんと請求して下さい、こちらから警備会社に損害賠償を請求しますので」と言われたので、私は規定通りに作業費用を請求するだけですが。
何やってるんでしょうねぇ。

# あ、早朝作業だったから、金額を上乗せして請求してみようかしらん(笑)