企業人としてのモラル融解

こんばんは、ばたすけです。

まぁ、私も若かりし頃に色々やりましたので、あまり他人のことは言えないのですが
「上司の命令に従わない」
ってのはサラリーマンとしてどうなんでしょうね。

当然ながら、「上司の命令」というのは法令や道徳に反するものではなく、無理難題でもなんでもない業務命令ですよ。
「この仕事をやりなさい」というやつね。

労働組合が強大で、「お前はクビだ」なんて口が裂けても言えないという大企業ならいざ知らず、フツーの会社なら命令不服従は懲戒解雇と就業規則に書かれているでしょうに。
そういう大企業の人達と一緒になって仕事をしていると、同じ感覚になってしまうのでしょうか。
簡単に言えば「朱に交われば赤くなる」ってことなんでしょうけども、判断基準の融解現象ですね、こいつは。

上司は部下の意見や提案、要望は聞く(「聞き入れる」ではない)が、それを採用するか否かは上司が判断し、決定する。
決定には責任が伴い、上司は自己の決定に責任を持つ。

というのが当然のことで、部下は責任が取れないから決定に従うしかない訳なのですが、そこのところが判っていないようです。
それに、これって会社が組織として機能するための前提じゃないですか。
「おいおい、そこから話をしなきゃいけないのかよ‥‥」
って思うと、それだけで疲れます‥‥