辞めて下さい → 嫌です

こんばんは、ばたすけです。

例のゆとりな新人君ですが、LPICのレベル1に再び挑戦し、再び不合格となりました。
これまで採用してきた新人君で、LPICのレベル1に不合格だった者は(より正確に言えば「101試験に一度でも不合格となった者は」)皆無なんですけどね。
採用前は職業訓練校のLPICレベル1&2取得コースに在籍し、採用後の3ヶ月は毎日Linuxを触っているというのに、これでLPICのレベル1さえも取得できないというのは‥‥

はっきり言って、「頭が悪過ぎる」か「勉強する気が無い」かのどちらかでしょう。

# まぁ、尖閣の漁船衝突事件も、チリの落盤事故も知らないくらいですから、知性の程度は知れていますよね

雇用契約書の採用条件に「試用期間中にLPICのレベル1と2を取得すること」という条項が入っているのですが、この調子では試用期間中にLPICを取得することは不可能でしょう。
(再受験可能日は試用期間終了の3日前ですし)
いずれにしても、彼ではうちの仕事はできそうにありませんので、試験に落ちたのを判断材料に、最後の手段を実行することにしました。

まぁ、簡単に言えば「うちの会社ではやっていけないので、辞めて下さい」と伝えたのですが‥‥

「私はアルバイトをしている時から、「もうお前は要らないから明日から来るな」と言われない限りは自分から辞めるということはしないと決めています、だから自ら辞めることはできません」

‥‥だそうです。

‥‥あ、いや、うちの会社には君は不要だと言っているのですが、言われていることの意味合いが理解できなかったのでしょうか。
とにかく、自分から辞表を出すことはしないというので、「判りました、それでは解雇します」とはっきり通告しました。

なんだかねぇ、自主退社なら自主退社で、「辞めてやるから退社日については少し先にさせろ」とかなんとか、いくらでも交渉の余地はあるのですが、「解雇」ってのはいくらなんでも格好悪いですよね。
うちみたいな小さい会社は解雇に関して、大企業のような異常な抵抗感はないですし、仕事にならないという客観的な根拠もある訳で、しょーもない抵抗をしてみても意味はないと思うのですが。
まぁ、本人としては、抵抗ではなく、なんだかよく判らないコダワリなのかもしれませんが。

しかし、いずれにしてもこれで新人の採用は4人中3人が失敗となってしまいました。
こんな無駄なことをやっている余裕は無いのですが‥‥