中途採用者の面接

おはようございます、ばたすけです。

クリスマスイブだというので奮発して、晩御飯にすき焼きを食べて、一服してからケーキを食べたら胃がもたれました。
若かりし頃は、すき焼きやケーキが「コッテリしている」なんて感じなかったものですが。
もう若くはありませんね‥‥。

さてさて、先日、中途採用者の面接をおこないました。
面接というか、正確には顔合わせでお互いを理解しましょうという場ですかね。

名刺を渡して名乗ったのに、先方は名刺を受け取るだけで名乗らないとか、最初から「?」という感じでしたが、あれこれ話して最後に
「それで、あなたは何を目指していて、何をやりたくて、何ができるんですか?」
と質問したところ、明確な回答が得られませんでした。

はい、アウト!

技術で飯を喰おうという者が、自分が何屋で何ができて、何をやりたいのかをハッキリ言えないのでは話にならないでしょう。
それで転職を考えていると言われても、「精々頑張って下さい」としか言い様がありません。

「会社の方針に不満があって転職を考えている」と言っていましたが、それは自分のやりたいことを会社にきっちり伝えてこなかったからなんじゃないでしょうかね。
「何度か転職している」ということですが、この調子ではどれだけ転職しても満足いく環境に身を置くことはできないと思いますよ。

偉い人は「これが俺の方針だ」と一方的に命令できますが、それに対して不平や不満があるならとことん話し合うしかないですよね。
そうやって話をする中で、物事を客観的、論理的に考えられる偉い人であれば、自分の考えや方針に誤りがあれば正すでしょうし、そうなれば使われる側としては満足のいく結果を手に入れることができるかもしれません。
大抵の偉い人そこまでの理性と知性がないので(「俺に意見するのか、何様のつもりだ」とか言っちゃうんですよね)、理由を説明せずに命令するだけで関係がコジれてしまうのですが。
まぁ、そうなれば使われる側としては、偉い人を見限って転職するしかありません。

# それで私は2度の転職をしている訳ですし

でも、自分の方向性が定まっていないのでは「とことん話し合う」こともできないじゃないですか。
自分のやりたいことも言えないのに、どうやって自分の満足いく環境を提供するよう相手に話をするんですか?
それって論理矛盾ですよね。
「自分のやりたいことが言えない」のに「会社のやっていることは自分のやりたいことと違う」というのは。

コレだ!と思う人になかなか出合えないというのは当然としても、世の中はこういう人ばかりなんでしょうか。
まぁ、うちのような超絶零細企業に転職希望なんて言ってくる人のレベルは知れているということなんでしょうけども。