今年のル･マンのアウディはビミョー

こんばんは、ばたすけです。

ル･マンはスタートから5時間半が経過しました。
今年のレースは
「アウディにトヨタがどこまで着いていけるか」
というレース展開を予想していたのですが、
「アウディがトヨタに対していつまでトップをキープし続けられるか」
という状況にありますね。

なんというか、アンチトヨタのフォルクスワーゲン乗りとしてはかなりビミョーな心境です。

まぁ、とりあえずはこんな所が問題でしょうかねぇ。
・アウディのハイブリッドシステムがフライホイール式で出力が小さい
・モーターを前輪に配置して四輪駆動にしたから、レギュレーションで120km/h以上の速度にならなければモーターを駆動できない
・レース序盤に細かいトラブルが発生した

モーターも含めたシステム出力の最大値がアウディは700馬力、トヨタは800馬力くらい、モーターの無いディーゼルのアウディが500馬力くらいなんですかね？？
ハイブリッドは常に出力全開で走れる訳ではないので、走ってみるとどれも一周の速さにそんなに大きな違いはないようですが、長時間のレースとなるとジワジワ差が出てくるみたいですね。
特に、アウディはクワトロをウリにしないといけないのでモーターを前輪に配置してクワトロを名乗ったのは企業戦略としては当然のことなのかもしれませんが、レースに勝つという視点で見ると、120km/h以上の速度でしかモーターを使用できないというのはかなりのウィークポイントになっているように思います。
やはりモーターのアシストはコーナーからの立ち上がりで使用したいですからね。
序盤の2号車のガレージ入りもアウディとしては予想外だったんじゃないでしょうか。

ただ、耐久レースに故障はつきものですから、いざ故障した際のリカバリー次第ではどうなるか判りませんけども。
あと、今の所トップのアウディe-tronの燃費はトヨタより断然良いようですし。
これからのレース展開も目が離せません。

ちなみに、うちの嫁さんはアウディ大嫌いなので、アウディの肩を持つ私の発言にイラっとしているようです。
「アウディもトヨタも応援しちゃ駄目だ」
と言うので‥‥

私はコルベットを応援しています（笑）