賃金構造基本統計調査

こんにちは、ばたすけです。

厚生労働省の賃金構造基本統計調査の対象事業者に選ばれたとかで、給与額と超過労働の内訳を書けという紙が届きました。

うちの会社は残業をしようが、しまいが、24時間分の残業代を毎月支払っていますので
「記入内容が特異な場合はその理由を記入して下さい」
となっている備考欄に

残業の有無に係らず24時間分の残業代を支給

と書いて、残業代の欄に24時間分の残業代を記入して提出しました。
そしたら電話がかかってきて‥‥

「残業時間が0なら残業代は0円と記入してくれ、残業時間があるという人はその時間相当の残業代を記入してくれ」

‥‥と言われ、訂正を求められました。

う~ん、それってなんかおかしいですよね。

例えば

支給額35万円、内残業手当5万円、残業0時間

という人がいたとします。

言われた通りに修正すると

支給額35万円、内残業代0円、残業0時間

ということになり、実際は5万円の残業代を支給しているものの、統計上は残業代が無いことになってしまいます。
また、残業代を含まない給与の額が5万円膨らむことになります。

統計を出すのに「実際と異なる値を入力する」のでは、統計の信憑性に最初から疑義が生じるということになりますよね。

まぁ、従業員10人未満のうちの会社のデータが多少おかしかったとしても、分母の大きさから考えれば誤差の範囲だろうとは思いますが、統計とはかくもいい加減なものなのかと実感した次第です。