エアコンセンサー故障

こんばんは、ばたすけです。

嫁さんの絵が展示されるというので、絵を見るために車で高知まで行ってきました。
勿論、愛車のパサート君で神奈川から移動です。

初日は鈴鹿三重県ですよ)まで移動して一泊し、翌日に鈴鹿から高知まで一気に移動しました。
外気温計には36度と表示されている酷暑の中の移動だったのですが‥‥

困ったことに、1時間も走るとエアコンがら風が出てこなくなる事象に見舞われました。

エアコンの設定温度を下げると、ブロアファンの音はゴーゴーと大きくなるのですが、吹き出し口からはちっとも風が出てきません。
車内が暑くて我慢できなくなり、パーキングエリアで小1時間も休憩してから車に乗り込むと、不思議なことにエアコンからはきちんと冷風が出てきます。
しかし、また1時間も走るとエアコンから風が出てこなくなります。
これの繰り返しです。

よくよく考えると、暑い盛りに1時間も走っていると、エアコンから風が出て来なくなることが過去に何度かありました。
ただ、その時は移動時間が「せいぜい1時間くらい」だったので、冷えないなと感じる頃には目的地に到着していましたし、再び走り出すときちんと冷風が出てくるので、気にしたことはなかったのですが、その兆候は以前からあったんですよね。

で、休み休み進めば良いと判っていても、鈴鹿から高知までは450km以上あります。
いくらなんでも移動に不便なので、暑いのを我慢して運転してみたら‥‥

意識が朦朧としてきて、死ぬかと思いました(苦笑)

あんまりなので、ディーラーに電話してみたところ
「ご不便をおかけして申し訳ありません、すぐ点検しますので」
と言われましたが、フォルクスワーゲン湘南藤沢からは600kmくらい離れてます。

何か対処方法はないかと尋ねてみましたが、
「そういう現象は今までに聞いたことがないので、申し訳ないですが対処方法をなにかお伝えするということもできそうにありません」
と、無情な回答でした。

仕方がないので、休み休み移動ですよ。
こういう時、革シートは温まってしまって暑さが増しますね。
暑さもさることながら、思うように移動できず、疲れが増した気がします。

帰宅後、ディーラーに持ち込んで点検してもらったら
エアコンセンサーの故障とのことでした。

充分に冷えているのに「冷えていない」と誤認識し、冷却を続けることでエアコン内部が凍って、エアコンの風向きを変えるフラップが凍り付いて固着し、風が出てこなくなる
車を止めて休憩している間に凍っていたのが融けるので、フラップが動くようになってエアコンから冷風が出てくるが、また内部が凍ると風が出なくなる
これの繰り返し

だそうです。
来週にエアコンセンサーの交換と相成りました。
「冬場にはよく起こる故障なんですが、夏には聞いたことがないですね」
だそうで、なんだか "アタリ" だったようです。

そんなにエアコンセンサーって故障するものなのか?

という疑問を感じなくもないですが、まぁエアコン丸ごと交換とかでなく、センサーの交換だけで直るというのだからヨシとしましょう。
ただまぁ、あんまりな故障だったら車を買い換えられたかもしれないので、良かったのかどうかは個人的にはなんとも言えない所ですが(苦笑)