話した程度じゃ判らない

こんばんは、ばたすけです。

うちの新入社員に悩まされています。

何に悩まされているか、端的に言うなら

・言われたことをやらない
・報告が無い、さらに嘘を言う

といったところでしょうか。

採用過程で「今までにないポテンシャルの高そうな若者が来た」と思ったものですが、蓋を開けてみれば単なるキーワードトークと虚言癖で、口だけで何もやらないといった調子です。
なんか、滅茶苦茶騙された感があります。

こういうことを書いていると、また「見抜けないお前が悪い」とか「採用したのは誰なんだ」と言ってくる人が湧き出しそうですが‥‥

でもね、その嘘つき新入社員を案件の面通しに行かせると、面談をおこなった顧客企業の偉い人や営業の人が
「真面目でやる気のありそうな若者だ」
と言ってくるんですよ。

まぁ、おべんちゃら(私にそれをやって何の得があるんだ?)かもしれません。
でも、私より10歳も20歳も年上で、多くの人と接しているであろう人々が軒並みそう言ってくるのですから、私が騙されても別に不思議はないというか、見抜けなくても仕方がないよねと思ってしまいます。

さてさて、そんなこんなで意気消沈と怒り心頭を往復する日々を送っている私ですが、先日、とある客先に作業の立会いに行ってきました。
基本的には、私はコンサルで入っている案件なので、何もなければ現場作業はせずに見ているだけで済んだはずなのですが‥‥

結局、トラブって、お客さんが雇っているエンジニアでは問題を解決できなかった
「ばたすけさん、ちょっと代わりに見てもらえませんか」と呼ばれ、行ってものの数分で何が問題かを突き止めた

ということがありました。

客先のリーダーさんは
「結構、エンジニアは厳選しているつもりなんだけど、面談で話をするだけではどの程度の能力なのかは判らないんだよなぁ」
とぼやいてました。

いやいや、私の能力が高いだけですよ、ワッハッハ

とは言いませんでした(笑)
まぁ、客先のエンジニアと私の違いは、単純に場数の問題、経験の差だと思います。
五航戦の子なんかと一緒にしないで、もとい、現場作業ですぐにテンパって冷静に判断できなくなる人達と一緒にしないでくれといったところでしょうか。

と、別に自慢をしたい訳ではなく、何が言いたいかというと、冒頭の嘘つき新入社員と同じく、話した程度では能力や経験は測れないよねということです。
人を選ぶというのは、かくも難しきものかなと、リーダーさんと暫し話が盛り上がりました。
しかして、双方とも失敗談は数多く出てくるものの、明確な解決策は一つも出てはこないんですよねぇ(苦笑)

なんとかならないものでしょうか。