システム移行前夜祭

こんばんは、ばたすけです。

ブログの更新が滞るくらいに仕事に追われていました。
まぁ、喋ってばかりで手が遅いってのもあるんですが(^_^;)

さてさて、明日はシステムの一部移行があり、私の仕事は「マルチホーミング装置を冗長化する」ってのがメインです。
しかし、マルチホーミングって言葉は4,5年前にはやたらと聞きましたが、最近はあまり耳にしませんね。
特に、マルチホーミング装置(アプライアンス製品)ってのは見ることさえないような気がします。
何か問題があったのか、それともマルチホームなんてものは当たり前になってしまい、わざわざ言わなくなっただけなのか??

とにもかくにも、現状は同一の設定を投入したスタンバイ機を用意しているといった構成で、何かあったらケーブルを差し替えるという運用をやっているので、これを「この装置にはVRRPが設定できるから、冗長化して自動切換えしよう!」となりました。
まぁ、自然の流れですよね。
で、チマチマと設定を弄ってみたのですが‥‥

VRRPを有効にするとDNSサーバがDisableになります!

‥‥ってことで、冗長化は不可能でしたとさ、チャンチャン(^_^;)
マニュアルにはそんなこと一切書いてなかったんですけどねぇ。

う~ん、マルチホーミング装置ってのはDNSとNATが連携して動かないといけませんが、装置を冗長化してしまうと「装置間でどうやって同期を取るんだろう?」と疑問に思っていたのですが、やっぱり同期は取れなくて冗長化できないってことみたいですね。
(もしかしたら、今回使っている装置だけの仕様なんでしょうか?)
自前でDNSサーバを持たずに、単にインターネットにアクセスできれば良いってだけならこれでも良いんですけど、今回はそうはいきませんからね。
やっぱり、便利な道具なら普及しているはずで、普及しないからには何か理由があるってのは物事の道理ですね。
疑ってかかることを忘れてはいけないと思いました。
BGP使おうぜ~