枝野議員の発言はその通りだと思う

こんばんは、ばたすけです。

尖閣漁船衝突事件での船長釈放は、もし政府主導でおこなわれていたのであれば「内閣は総辞職した上で土下座して国民に詫びろや」と思っており、「戦争になるよりマシ」といって国土を相手の言いなりに差し出そうとする民主党に国政なんて任せておけないなと改めて思った次第ですが‥‥

なかには面白いことを言う人もいますね。

民主党の枝野幹事長代理ですが、講演で中国のことを「悪しき隣人」と呼び、「悪しき隣人でも、隣人は隣人だから、それなりの付き合いをしていかなければならない」と言ったそうです。

まぁ、その通りですよね。
前々から私はブログに書いていますが、隣の家に生理的に受け入れない人が住んでいたとして、その人と「隣同士だから」と無理に仲良くする必要はない訳じゃないですか。
その人との距離感というものを考えますよね。
なのに、国家となった途端「隣国とは無条件に仲良くしなければならない」なんて姿勢はどう考えておかしいでしょう。

また、「法治主義の通らない国(船長を処分保留で釈放した日本も同じだと私は思いますが)と経済的なパートナーシップを組もうという企業はよほどのお人好しだ」とも発言したそうですが、これも私はその通りだと思います。
そもそも、国連でも「人権が守られていない国」として指導対象になっているのですから、どういう国なのかは推して知るべしでしょう。
権利権益の無視も甚だしいコピー天国ですしね。

やはり相手がどういう国なのかということを判断したうえで、適当な距離感を保って付き合っていくという感覚が必要だと思います。
日本人は外国人も日本人と同じ感覚や感性、思想で生きているという勘違いをしていますので、今回の尖閣の漁船衝突事件は良い警告になったんじゃないでしょうか。
国政を左右する立場の政治家も「こちらが船長を解放したら、中国もフジタの社員を解放するだろう」なんて感覚でいるみたいですので、目を覚ましてほしいものです。
船長釈放の報道を受けて、ニュース番組のインタビューで「これで中国に旅行に行けます」と嬉しそうに言っている国民も、いい加減寝惚けるのはやめてもらいたいものです。

枝野発言には反発が多いようですが、私は「まったくもってその通り」と思いますけどね。
隣人は選べなくても、友人を選ぶ権利は、個人だけでなく、国家にもありますよ。