勝算の判らない勝負

こんばんは、ばたすけです。
隣の山田氏が風邪をひき、翌日私も風邪をひいてしまいました。
只今喉が腫れてます。
うつったのでしょうか‥‥(-_-;)

週末は投票日ですね。
各党の政策論議とか見聞きしました?
小泉節に乗せられて、選挙はすっかり「郵政民営化に賛成か反対か」みたいな二元論になっていますが、そういう問題ではないように思います。
私は民営化推進派が「とりあえずやってみよう」とか言ってるのが気になるんですよね。

会社人間なら常識だと思いますが、企業は「勝算の無い勝負はしない」です。
少なくとも、(どんなに目算が甘かったとしても)勝てる見込みがあるから勝負する訳です。
失敗したら倒産してしまう訳ですから、「とりあえずやってみよう」なんて発想は出てきません。
会社でそんなこと言うと「無能」扱いされるので、怖くて言えないんですけどね。
なんで「とりあえずやってみよう」なんてことが声高に言えるのかが疑問です。

いや、よっぽどお金が余っていて、捨ててもいいやというなら話は別でしょうけど、「日本ってそんなにお金に余裕あったっけ?」と思うのですが。
「とりあえずやってみよう」の根底に「失敗して失ったお金は税金から補填しよう、税金が足りなくなれば増税すれば良いや」なんて安易な発想があるのだとしたら、とりあえず論には絶対賛成できません。
失敗したら推進派の人々が補填してくれるのであれば「とりあえずやってみれば?」と思いますけどね。
自分のお金じゃないから、失っても気にならないってことなんでしょうか。
政策に責任を持ってもらいたいものです。

充分に議論を尽くして、勝算のある勝負をしてもらいたいものですね。